専門分野や国境を超えた共創が求められています。コミュニケーションは、グローバル社会と環境における問題解決やイノベーション促進のために大きな役割を果たします。しかし、コミュニケーションのあり方は、社会や科学技術の進歩に合わせて目まぐるしく変化しています。たとえば、どうしてサイエンスコミュニケーションが必要なのか、どのようにコミュニケーションを取る必要があるか、今一度考え直す必要があります。本講義では、共同体におけるいろいろなステークホルダーたちが、どのようにサイエンスを共有していくことができるか、基本的な理論や実践手法を学び、体験します。
以下のスキルを身につけることができます。
1) 環境・社会に応じたサイエンスコミュニケーションの重要性を理解したうえで;
2) 多様なプラットフォームを知りそれらを積極的に用いて、一般と科学技術を共有することができる。
3) サイエンスコミュニケーションにおいて必要とされる会話スキルの習得。
サイエンスコミュニケーション、一般市民の科学理解、市民関与、サイエンスとメディア
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義によるサイエンスコミュニケーションに関する理論と知識の習得、コミュニケーション実践。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | サイエンスコミュニケーション導入:意義、理論、概要、 サイエンスコミュニケーションのあり方と広がりについて、例といっしょに概要を学びます。 | - |
第2回 | サイエンスコミュニケーションの組織的側面:サイエンスコミュニケーションがどのような組織によって運営・提供され、いかに世論、経済、政治に影響を与えるかを考えます。 社会の利害関係者、大衆、社会全体におけるサイエンスコミュニケーションの大切さについて説明します | - |
第3回 | 現代のサイエンスコミュニケーション:学術界、社会、産業、政界…異なるプラットフォームにおいて、科学的情報、知識、コミュニケーションがどのように機能するかについて学びます。 | - |
第4回 | コミュニケーション手法いろいろ:科学技術から自分のメッセージを作り発信する(1) ―学術的プレゼンテーションの作成とスキルの向上を関g目指す。魅力的で説得力のある口頭プレゼンテーションに有効な、メッセージを伝えるテクニックを習得します。 | - |
第5回 | コミュニケーションの手法いろいろ:自分のメッセージを作り、発信する(2) ―ジャーナルやソーシャルメディアのサイエンスに挑戦 様々なプラットフォームでのサイエンスコミュニケーションの取り方について学びます。 | - |
第6回 | サイエンスコミュニケーション分野からゲストによるトークと討論 | - |
第7回 | 本講義の考察、最終課題(サイエンスプレゼン)の準備 本講義で学んだことをまとめ、最終課題の進捗について報告します。 | - |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
Talking Science Across Borders- Science Communication at Tokyo Tech (M. Norton, K. Nohara)
Handouts and reading assignments will be distributed during the duration of the course.
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出席、提出物、グループワーク、ファイナルプレゼン。積極的なパフォーマンスを期待します。
特になし