本科目は、社会経済および環境データを用いた分析を行うために有効な定量的分析手法について、解説と課題への取り組みを通じて理解を深め、もって所定の能力を身につけることを目的とする。本科目で無償のデータ分析ソフトであるRを主に利用する。
本科目の履修を通じて学生は以下の能力を修得する。
1)基礎的社会経済および環境データの意味、意義、構造に対する基礎的知識
2)上記のデータを用いた基礎的な定量的分析手法を実施する能力
3)これらの結果を提示する能力
社会経済データ、環境データ、定量的分析、多変量解析、R
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本科目は、講義と演習を組み合わせて行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 社会経済・環境データの意味、意義および基本的構造について | 小テスト |
第2回 | 社会経済・環境データを用いた国際比較と結果の可視化 | 小テスト |
第3回 | 社会経済データと環境データの関係性(相関分析と回帰分析) | 小テスト |
第4回 | 社会経済および環境に関する意思決定の離散的特性(離散選択分析) | 小テスト |
第5回 | 一対比較を通じて最適な意思決定を行う:包絡分析法の基礎 | 小テスト |
第6回 | 複数の特性を持つ主体の特徴抽出:主成分分析とクラスター分析 | 小テスト |
第7回 | 複数基準と選択肢下における意思決定:階層分析法 | 小テスト |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし(必要に応じて資料を配布します)
特になし(必要に応じて資料を配布します)
最終レポート:60%
各回の小レポート:40%(すべての回の合計割合)
マイクロソフトエクセルを使用する基礎的知識と経験を有していること。
受講学生は、各自ノートPCを用意し、マイクロソフト・エクセルおよび無償の統計ソフトRを使用する環境を整えること。準備が難しい場合には、担当教員に事前に相談すること。