2019年度 開発経済学と適正技術   Development Economics and Appropriate Technology

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開講元
地球環境共創コース
担当教員名
阿部 直也 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(I4-B04/05)  木5-6(I4-B04/05)  
クラス
-
科目コード
GEG.I402
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年5月13日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

国際開発のあり方を考える上で、経済学の観点はすべてではないが、極めて重要であり有用である。本講義では、ミクロ経済学およびマクロ経済学の基礎的な概念や理論を俯瞰的に学んだのち、開発途上国における開発や課題の背景を主に経済学の観点より理解を深める。具体的課題として、経済成長、貧困・格差、人口、都市化、環境、教育と健康、貿易などを扱う。さらに、こうした課題を解決していくためのアプローチの一つとして、適正技術という概念と事例について理解を深める。適正技術は必ずしもいわゆるローテクを意味するものではなく、開発途上国のみならずあらゆる国・地域・コミュニティーなどにおいて、実際のニーズや制約をふまえ、技術がもつ潜在力を効果的かつ効率的に発揮させるための概念である。

到達目標

本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)グローバル化がますます深化している国際社会において様々な課題(例:経済成長、貧困、都市化、環境汚染)が生じている背景を経済学的観点より理解できる。
2)現場の実態把握や人々のニーズの把握・分析の重要性を理解し、様々な問題解決のために望まれる技術の基本的特徴や条件を説明できる。

キーワード

開発経済学、適正技術

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を中心にすすめ、レポート課題やグループ発表を通じて講義の内容について理解を深める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 本講義の概要およびSDGsについて TBA
第2回 ミクロ経済学基礎(消費者理論 & 生産者理論) TBA
第3回 ミクロ経済学基礎(生産者理論) TBA
第4回 国富の計測、生活費用、インフレーション TBA
第5回 為替レート TBA
第6回 経済成長と古典的成長理論 TBA
第7回 グループ課題作業 TBA
第8回 グループ課題作業(2) TBA
第9回 グループ課題発表 TBA
第10回 都市化と農村都市間の人口移動 TBA
第11回 環境、人的資源と開発 TBA
第12回 外部性、所有権、パレート効率性 TBA
第13回 グループ課題(2) TBA
第14回 グループ課題(2) 発表 TBA
第15回 講義全体のまとめ TBA

教科書

特になし(参考書としてあげている図書を推奨する)
必要な資料は配布する。

参考書、講義資料等

Todara P. M. and Smith C. S., Economic Development, 11th edition, Addision Wesley, 2011
田中 直、適正技術と代替社会、岩波新書、2012

成績評価の基準及び方法

グループ発表(約20%)、最終試験(約80%)に基づく。

関連する科目

  • GEG.P451 : プロジェクトデザイン&マネジメント S
  • GEG.P452 : プロジェクトデザイン&マネジメント F

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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