このコースでは、日本の経済発展と環境対策に関して歴史的視点,国際的視点から理解を深めると共に、学生出身国の直面する経済発展と環境に関連する課題について、分析能力と課題解決能力を高めることを目指します。
本コース終了時点で、学生が次の能力を習得することを目指します。
1.日本の経済発展の歴史と特徴を理解する。
2.日本の経済発展の結果引き起こされた環境問題と、それを解決するために行われた取り組みについて理解する。
3.学生の出身国における不均衡な発展や環境破壊の要因について、一定の見解を持つ。
4.クラスメートの出身国における不均衡な発展や環境破壊の課題について、理解する。
経済発展,環境対策,政策,国際協力,地域間協力
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義にディスカッションを組み合わせる形で行います。最後の数回は,学生による発表と質疑応答を中心とし,最終回に総括討論を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 本コースの概要、日本の歴史の概観、明治維新と近代化 | 各授業内で指示する |
第2回 | 明治、大正期の工業化と足尾鉱毒事件 | |
第3回 | 戦後復興、高度経済成長と鉄の三角形 | |
第4回 | 公害問題、公害対策基本法、石油ショック、バブル経済とその崩壊 | |
第5回 | 現代の日本の課題、世界の課題、国際協力及び地域間協力の枠組み | |
第6回 | 東アジア地域における経済/環境の特定課題と解決提案 | |
第7回 | 東南アジアにおける経済/環境の特定課題と解決提案 | |
第8回 | 南アジア及びその他の地域における経済/環境の特定課題と解決提案、総括討論 |
特になし
授業中に紹介する
各回における修得度の評価40%、発表40%、レポート20%
事前に身につけているべき知識や技術はない。