2021年度 科学とアート融合技術論   Emerging Insights in Science and Art

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開講元
地球環境共創コース
担当教員名
原 正彦  野原 佳代子 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (前半はオンライン、後半は対面)  
クラス
-
科目コード
GEG.S414
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年10月25日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

研究、教育、産業界を問わず、現代の複雑な問題に取り組むために異なる専門知識を結集する、学際性の利点が認識されつつあります。創造性、批判性、想像力は、ポジティブな未来を築くために不可欠なスキルです。この授業では、科学と芸術を結びつけてさまざまな思考様式を探求し、実験とコミュニケーションの経験の場を広げ、異言語、異文化、異学分野を持つ学生たちが議論に参加できるような方法論を取り入れていきます。最終回には、成果をグループ内で発表してもらいます。

到達目標

1)STEAM(科学、技術、工学、数学の中での芸術の統合)の概念を理解し、芸術と科学間に起こり得る学際性を説明できるようになる。
2)創造的なエクササイズやプロジェクトを通して、観察、アイデア、コミュニケーションのスキルを得る。
3)他と協力して、社会技術的な問題に創造的なレスポンスをとれるようになる。
4) 異文化、異世代、異分野の学生とのコミュニケーションがそれるようになる。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
科学とアート融合実践の経験を豊富に持つ。

キーワード

科学とアート、超学際、STEAM, 異文化横断、創造的思考、批判的であること、社会、創発

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1~3回はオンラインで行い、個人やグループでの作業用にMiroボードを用意します。4~7回は対面で行われ、学際的作品を批判的に評価するため、文化施設への訪問が2度実施する予定です。各回とも、学際的な作業方法のスキルを伸ばし理解を深めるために、小プレゼンテーションとプチ演習を組み合わせて行います。また学生は、アイデアを試し発展させる共同プロジェクトを体験します。毎回進捗状況を確認し、これまで得た知識を確認しつつ授業を進めていきます。授全員参加型のアクティブラーニング形式です

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 コース紹介とテーマ設定 - 用語の紹介、例示、専門分野のプール、ショートエクササイズ 芸術と科学の融合、それらが研究や文化に現れるさまざまな方法を理解する
第2回 芸術と科学のケーススタディ - プレゼンテーションと解釈、テーマと疑問点のマッピング、プロジェクト概要の紹介 サンプルの意図と方法を説明し、自分なりの解釈を取り入れる。概要に応じてアイデアを作成する
第3回 プロジェクトとグループ形成 - アイデア、開発、タスク設定のための創造的思考 グループ内のタスクと役割を設定する
第4回 4 サイトビジット#1 - 計画された活動を行う文化施設を訪問(会場は未定) 芸術と科学を統合した芸術作品や工芸品を観察し、解釈する
第5回 3 プロジェクト開発とグループ形成 - アイデアを生み出すための創造的思考、開発、タスク設定 学習したツールを使用して、アイデアや潜在的な方向性を開発する 。グループ内のタスクと役割を設定する
第6回 サイトビジット#2 - アクティビティを企画している文化施設を訪問(会場は未定) 芸術と科学を融合したアート作品や工芸品を観察し、解釈する
第7回 プレゼンテーションと振り返り - 学生によるプレゼンテーションの後、Q&Aと意見交換。 適切に質問、自分のグループのパフォーマンスを批判的に評価し、他のグループにフィードバックを与える。

教科書

参考書、講義資料等

プレゼン資料の他、セッション中にオンラインで資料が(主要なアート/サイエンスまたはSTEAMリソース)を提供する

成績評価の基準及び方法

積極的なグループディスカッションへの貢献 (40%)、ビデオドキュメントの提出 (30%)、ミニレポート提出 (30%)

関連する科目

  • TSE.C317 : 融合技術論
  • LAW.X314 : メディア編集デザイニング

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語でコミュニケーションがとれること。

その他

オンライン (12/9, 16, 23)
対面 (1/12, 13, 19, 20)

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