開発途上国の政治・経済指導者に対し,開発プロジェクト策定の専門家の立場で,適切な開発政策の助言を想定したグループワークを実施する。途上国の成長には,社会・経済・環境分野の様々な目標を考慮したバランスの取れた開発政策が求められる。ただし,各国の国民のニーズや課題は多様であり,また財源には限りがあることから目標間の優先度を決めなければならない。各グループは,国を選定し,複数の基本政策目標の優先度を定める手法を用いて,その国に適した優先度を決定する。また,どのような受益者を念頭にしたものか留意しつつ,優先度の高い基本政策目標を実現する具体的なプロジェクトを提案し,実施の手順,他分野への波及,事業予算・資金調達方策等を検討する。
ディスカッションを通してコミュニケーション能力を伸ばし,発表会を通してプレゼンテーション能力の向上を図る。
国際開発プロジェクト, プロジェクト評価,優先順位決定
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義とグループワークを組み合わせて実施する.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業オリエンテーション.講義(国際開発プロジェクトと評価手法) | プロジェクト評価手法 |
第2回 | 講義(工学と国際開発)とグループワーク | 工学と国際開発 |
第3回 | 講義(持続可能・人材開発)とグループワーク | 持続可能・人材開発 |
第4回 | 中間発表会 | |
第5回 | 講義(国際開発へのICT応用)とグループワーク | 国際開発へのICT応用 |
第6回 | 講義(災害リスク軽減と開発)とグループワーク | 災害リスク軽減と開発 |
第7回 | グループワーク | |
第8回 | 最終発表会 |
なし
なし
演習35%,レポート20%,中間発表会20%,最終発表会25%
なし