2022年度 医療・福祉機器のデザイン   Design of Medical and Welfare Device

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開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員名
土方 亘 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(H115)  
クラス
-
科目コード
ESD.D404
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2022年8月31日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

世界的な人口の高齢化を迎える中で,医療・福祉機器は病気の治療や生活の質を向上する手段として,その重要度は増している.本講義では,複数の実例紹介をもとに,人間の特性や感性を考慮した医療・福祉機器のデザインについて学ぶ.

到達目標

医療・福祉機器が安心・安全に,そして機能的に動作するためにどのような設計が行われているかを理解し,医療・福祉機器のデザインに必要な基礎的な技術的視点を修得する.

キーワード

医療機器,福祉機器,人間工学,感性工学,フェールセーフ,生体適合性,デザインプロセス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を中心としながら,ディスカッションやレポート課題も併用して授業を進める.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 医療・福祉機器の歴史・全体像 医療・福祉機器の歴史や分類について理解
第2回 人間工学・感性工学に基づく医療機器設計 医療機器における人間工学・感性工学の導入例の理解
第3回 人間工学・感性工学に基づく福祉機器設計 福祉機器における人間工学・感性工学の導入例の理解
第4回 フェールセーフ設計 人への安全やフェールセーフに配慮したデザインについて理解
第5回 生体適合設計 医療・福祉機器特有の生体組織に配慮したデザインについて理解
第6回 デバイスの電動化技術 義手・義足やヘルスモニタリングセンサ等,最新の電動デバイスとそれにまつわる課題について理解
第7回 ユーザビリティとそのテスト 医療・福祉機器におけるユーザビリティと,そのテスト法について理解
第8回 各項目の復習と全体のまとめ 授業のまとめ

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に無し

参考書、講義資料等

OCW-iに掲載予定

成績評価の基準及び方法

レポートと期末試験によって評価する

関連する科目

  • ESD.F404 : 感性工学・エモーショナルデザイン
  • HCB.M464 : 神経工学概論
  • MEC.L432 : 人間中心設計学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

土方 亘 hijikata.w.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること

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