2019年度 化学工学要論第一   Chemical Engineering for Advanced Materials and Chemicals Processing I

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開講元
応用化学コース
担当教員名
久保内 昌敏  多湖 輝興  伊原 学 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(S223)  
クラス
-
科目コード
CAP.C411
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年4月1日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義は,熱力学,反応工学とエネルギー工学から構成されている。これらの分野について,工学的基礎理論から工業プロセスを含めた応用までを講義する。
次世代太陽電池の原理と分散型エネルギーシステムの設計
化学反応装置の設計基礎理論と応用
固体の相図の理解と応用
 

到達目標

本講義を履修することにより,以下の知識と能力を習得する。
1) 次世代太陽電池と分散型エネルギーシステムの将来展望について理解できる
2) 反応装置の型式と設計法が理解できる
3) 固体の相図,不変反応の位置づけ,化合物の取り扱いが理解できる

キーワード

熱力学、固体相図、化学反応装置、反応器設計、燃料電池、太陽電池、エネルギーシステム

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義内容の確実な理解と応用力を養うために,講義内容に関した演習を行うと共に,レポートを課す。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 エネルギー変換における化学工学の役割とは? --東工大環境エネルギーイノベーション棟における高効率エネルギーシステム設計--- エネルギー変換技術と化学工学との関係を理解できる
第2回 将来の分散型エネルギーシステムとは? ---スマートエネルギーシステム”エネスワロー”の開発 --- 分散型エネルギーシステムの特長について理解できる
第3回 太陽電池の原理と次世代太陽電池の概要 太陽電池の原理と次世代太陽電池の概要について理解できる
第4回 反応工学概略 化学反応プロセスの概略を理解できる
第5回 反応器設計の基礎式 物質収支と設計方程式を導出できる
第6回 反応装置の設計と操作 反応装置の特性を理解し,装置設計できる
第7回 固体の状態図と不変反応 不変反応を伴う状態図を理解できる
第8回 化合物を作る固体の状態図 化合物を作る固体の状態図を理解できる

教科書

講義資料を配布する

参考書、講義資料等

講義資料を配布する

成績評価の基準及び方法

授業毎の課題(50%),レポート(50%)にて評価する.

関連する科目

  • CAP.C206 : 反応工学第一(均一系)
  • CAP.C424 : 反応プロセス工学特論
  • CAP.C531 : 化学装置設計特論
  • CAP.C431 : 化学工学要論第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

移動現象論,熱・物質収支,熱力学

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