2023年度 工学計測基礎第二 J   Engineering Measurement II J

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開講元
融合理工学系
担当教員名
秋田 大輔  高田 潤一  高橋 邦夫  林崎 規託  江頭 竜一  HEMTHAVY PASOMPHONE 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
-
クラス
J
科目コード
TSE.A233
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

工学計測基礎第1を踏まえ、融合理工学実験に向けた準備として、工学的に重要な様々な物理量の計測原理について学ぶ。計測の基礎となる電気電子回路から各種分析機器の基本原理、構成、実際の応用例などを理解する。

到達目標

様々な物理量の計測原理と各種分析機器の基本原理、実際の応用例までを理解し、計測結果の真の意味を読み取ることができるようになる。ただし、個々の計測機器の操作方法を習熟することは、本講義の範囲としない。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
クロス教授は、日本の産業界で14年間、半導体メモリの研究開発に従事し、30件以上の特許を執筆しています。また、業界専門家によるゲスト講演も予定しています。

キーワード

計測、計測原理、分析

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

6名の教員によるオムニバス形式

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 - 工学計測の基本概念 - 位置、距離、角度測定 - 工学計測の基本的な概念を理解する - 位置、距離、角度測定の方法とツールが理解できる
第2回 - 速度、加速度、力計測 - 計測のデジタル化 - 地震工学における計測 - 速度、加速度、力の計測方法とツールが理解できる - 測定したアナログデータをデジタルに変換する - 地震工学における計測方法と計測ツールが理解できる
第3回 分析機器1(SEM, TEM, X線回折, EPMA, EDX(EDS)) 分析機器を用いた材料特性評価に関する基本的な理解
第4回 デジタルマイクロメーターによる物理測定(長さ、幅)、電気測定、測定のリスク分析 物理的および電気的測定, リスク分析、標準作業手順、測定誤差
第5回 材料特性評価1(pH計、GC、HPLC) pHメータ、ガスクロマトグラフィー(GC)、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた気体・液体分析の基本的な考え方を理解する。
第6回 材料特性評価2(顕微鏡、SEM、TEM) 顕微鏡、走査型電子顕微鏡(SEM)、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いた固体解析の基本的な考え方を理解する。
第7回 業界専門家によるゲスト講演 分析機器の産業的重要性、商品化、技術開発について理解する。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

各担当教員が指定するもの

参考書、講義資料等

各担当教員が必要に応じて講義資料を配布する

成績評価の基準及び方法

到達目標の達成度を試験and/orレポートで評価する

関連する科目

  • TSE.A232 : 工学計測基礎第一
  • TSE.M204 : 統計とデータ解析
  • TSE.A351 : 融合理工学実験A
  • TSE.A352 : 融合理工学実験B
  • TSE.A203 : 電気・磁気工学基礎
  • TSE.A231 : 工学計測基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英会話と英語でのレポート作成に堪能であること

その他

- クラス全体の定員は20名で、TSE・GSEPの受講生を優先しています。
- コーススケジュールのトピックの順番は変更になる可能性があります。

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