融合理工学において必須と考えられる4つのテーマについて前試問・実験・後試問を通じて、計測技術の取得、物理現象の本質的理解、考察力の向上を目指す。
学生は以下の能力を身につけることができる
(1)反応速度、および物質・エネルギー収支について理解できる
(2)相平衡の測定と結果の解釈を行うことができる
(3)制御機能の基本要素であるメカニズム,信号検出及び制御を理解できる
(4)無線通信の基本原理を理解できる
反応速度論:相平衡:アクチュエータ制御:無線通信原理
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
学生を4班に分けて、各班は毎週4つの異なる実験テーマをそれぞれの担当教員の研究室において行う。3つの班に対しては日本語で、1つの班に対しては英語で実施する。前試問によって実験に対する予習を確認し、これが不十分な場合には実験を行うことができない。実験後は後試問によって理解を深め、最終的にレポートを提出して総まとめを行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 水電解による水素生成反応の反応速度解析 | 前試問・実験 |
第2回 | 水電解による水素生成反応の反応速度解析 | 実験・後試問 |
第3回 | 相平衡の測定 | 前試問・実験 |
第4回 | 相平衡の測定 | 実験・結果の整理・後試問 |
第5回 | アクチュエータの制御 | 前試問・実験 |
第6回 | アクチュエータの制御 | 後試問 |
第7回 | 無線通信の基本原理の理解「AMラジオ」 | 前試問・実験 |
第8回 | 無線通信の基本原理の理解「AMラジオ」 | 実験・結果の整理・後試問 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。
特になし
WEB上にテキストを掲載する。印刷して持参する。
前試問 (10%)、実験 (20%)、後試問 (30%)、レポート(40%)
2年時での受講は認めない
江頭 竜一 (regashir[at]tse.ens.titech.ac.jp・3584), 高橋 邦夫 (takahak[at]ide.titech.ac.jp・3915),高田 潤一 (takada[at]ide.titech.ac.jp・3497),大友 順一郎 (otomo[at]tse.ens.titech.ac.jp・3971)
担当教員にメールで連絡をとって、確認する。