2023年度 操作論   Unit operations

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開講元
融合理工学系
担当教員名
江頭 竜一  はばき 広顕 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(S6-109(S611))  金3-4(S6-109(S611))  
クラス
-
科目コード
TSE.A303
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

物質の各種変化を利用し原料を製品に転換する化学プロセスは,その工程の単位をなす様々な操作(単位操作)から構成されている。ここでは,まず,原料,製品,などの物質の調製,分離,反応,などに関わる単位操作(機械的操作,エネルギー操作,物質移動操作)の基礎を講述する。ついで,いくつかの代表的な単位操作について,それぞれの設計法を学ぶ。

到達目標

本科目を履修することにより,各種単位操作の原理に基づいてそれらの設計,適切な運転条件の設定,などができるようになる。

キーワード

単位操作,装置設計,化学プロセス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義ならびに理解を深めるための演習で進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 0.授業の概要,1.単位操作の基礎 T2SCHOLAに掲載の講義資料を当該の講義に先立ってダウンロード,印刷し,これらを用いて予習。 それぞれの講義(特に演習問題)の工学的な応用を中心に復習。
第2回 2.機械的操作の基礎
第3回 3.分級・沈殿濃縮
第4回 4.濾過,5.混合・攪拌
第5回 6.エネルギー操作の基礎,7.熱交換
第6回 演習-1
第7回 演習-1解説,8.物質移動操作の基礎
第8回 9.蒸留
第9回 10.溶媒(液液)抽出
第10回 11.ガス吸収
第11回 12.調湿
第12回 13.吸着
第13回 演習-2
第14回 演習-2解説

授業時間外学修(予習・復習等)

T2SCHOLAに掲載の講義資料を当該の講義に先立ってダウンロード,印刷し,これらを用いて予習すること(概ね60分程度)。それぞれの講義(特に演習問題)の工学的な応用を中心に復習すること(概ね60分程度)。

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

[参考書]
- 藤田重文; 「化学工学演習」(第2版), 東京化学同人(2000)
- Treybal; 「Mass-Transfer Operations」(第3版),McGraw-Hill (1980)
- 藤田重文; 「化学工学(I)」(岩波全書, 第2版), 岩波書店(1979)
- 大山義年; 「化学工学(II)」(岩波全書), 岩波書店(1963)
- 大竹伝雄; 「化学工学(III)」(岩波全書, 第2版), 岩波書店(1978)
[講義資料]
上記の参考書などに基づいて作成したものをT2SCHOLAにアップロードする。

成績評価の基準及び方法

演習など(4割程度),期末試験(または期末レポート課題) (6割程度),などの結果で総合的に判定する。

関連する科目

  • TSE.A204 : 熱力学基礎
  • TSE.A351 : 融合理工学実験A

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に定めないが,上記のTSE.A204熱力学基礎などを履修しておくことが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

regashir[at]tse.ens.titech.ac.jp; 03-5734-3584 (内線3584)

オフィスアワー

いつ来室しても構わない(ただし,不在,来客中,等の場合もあることを了解しておくこと)が,あらかじめ来室の旨を連絡することが好ましい。

その他

上記の「授業計画」については,これを変更する場合がある。

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