100年に1度といわれる大変革期を迎え、新時代の要請や課題をどう取り込み、融合して人類の利便性に繋げられるかが問われている。それには過去の有効な知識や経験をベースに、新境地を切り開く必要がある。旧態を乗り越えて理解し合い(交流、融合)、分野や専門に閉じず、発想のステージを広げ(越境)、相互の共感と社会実現を図る(社会実装、情報伝達、マスメディア)ことを目指す。
ロンドン芸大セントラル・線トマーティンズ校のヘザー・バーネット先生をゲストにむかえ、Art & Scienceの理論と実践を中心に、物事を科学的・アート的に見ることを共に考える。
多様な情報や考え方を「どのように融合させて自分の思考や活動に活かしていくか」その方法論を学ぶ。具体的には、科学・技術分野の知識にアート、メディア論、デザイン、コミュニケーション論、社会学などと組み合わせて新たな課題や発見を創り出すプロセスを体験する。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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ヘザー・バーネット講師はプロのアーティストであり創造的制作・展示の実務経験が豊富である。 |
融合 テクノロジー メディア アート 社会
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
知識の断片化は現代のコミュニケーションにおいて障壁となっている。多様なバックグラウンドの人々と思考や知識、感情を共有しつつ、独自のナラティブ(物事の解釈)を創り出す手順を学ぶ。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 超学際を考える - ものの見方を変えるには - 科学とアート再訪 | 異分野融合の歴史等を外観 |
第2回 | 科学とアート融合を知る | |
第3回 | 自然現象の観察、ハッキング、翻訳 | 最新科学のトピックにみる融合の魅力 |
第4回 | クリエイティブ思考実験 いろいろなエクササイズ | 融合は想像のレゴブロック。融合無くして進歩なし |
第5回 | 超学際を歴史的にふりかえる | 個々のデータから、要素を組み合わせて新たなストーリーを作る。 |
第6回 | 学生ワーク | 総合化されたもの、複雑なものから基本的な要素を取りだす。 |
第7回 | 超学際・学生プレゼンテーション | 学生の専門を的確にプレゼンし、異分野関係者にも理解を深める。 |
第8回 | 超学際をふりかえる | 未知の概念を、適切な言葉で表現するにはどんな想像力が必要か。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)を指示する。
特になし
野原 佳代子『ディスカッションから学ぶ翻訳学』2014 三省堂
講義受講と演習、討論、プロジェクト発表による
英語開講、対面を予定(コロナ状況に応じてオンラインの可能性あり)