2018年度 原子核工学基礎第3   Basic Nuclear Engineering 3

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開講元
融合理工学系
担当教員名
大貫 敏彦 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(S511)  
クラス
-
科目コード
TSE.A339
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年6月7日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義では、放射性廃棄物の管理、特に地層処分について学ぶ。講義では、地球化学的な観点から地層処分を捉える。地層の放射性廃棄物の閉じ込め機構を学ぶ。

到達目標

放射性廃棄物の処分概念を理解する
地層処分を理解する
放射性核種の地層中の移行を防ぐための多重バリアシステムを理解する
ナチュラルアナログとは何かを理解する

キーワード

廃棄物処分、高レベル廃棄物、核燃料サイクル、固化体、ナチュラルアナログ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 放射性廃棄物処分 処分サイトとしての岩塩層の有効性は?
第2回 放射性廃棄物と多重バリア系 多重バリア系とは?
第3回 低レベル放射背廃棄物と処分場 低レベル廃棄物はどのように取扱うか?
第4回 廃棄体 ガラス固化体の有利性は何か?
第5回 人工バリアとキャニスタ 緩衝材としてのベントナイトに期待されることは何か?
第6回 ナチュラルアナログ ナチュラルアナログと何か?
第7回 ウラン鉱滓 ウラン系列核種の中で移動し易い放射性核種の環境中でどのように移行するか?
第8回 日本の現状 日本はなぜ地層処分を選択したか?

教科書

放射性廃棄物処分の基礎(地球化学的アプローチ)

参考書、講義資料等

NUMOのウェブサイト https://www.numo.or.jp/en/

成績評価の基準及び方法

レポート(50%)及び試験(50%)

関連する科目

  • TSE.A337 : 原子核工学基礎第1
  • TSE.A338 : 原子核工学基礎第2

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

原子核工学基礎I及びIIを履修していることが望ましい

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

toshi.ohnuki[at]lane.iir.titech.ne.jp, 2962

オフィスアワー

火曜 午後2-5時 N1-407 (事前にメールで予約をすること)

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