2018年度 原子核工学基礎第1   Basic Nuclear Engineering 1

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開講元
融合理工学系
担当教員名
小原 徹 
授業形態
講義
メディア利用
 
曜日・時限(講義室)
火1-2(S514)  
クラス
-
科目コード
TSE.A337
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年8月2日
講義資料更新日
2018年7月28日
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

この講義は原子炉工学の基礎知識の習得を目的としています。はじめに、原子炉の原理を理解するために必要な原子核反応と核分裂連鎖反応について解説し、さらに実用化されている原子炉の設計概念、革新的原子力研究、福島第一原子力発電所事故などの原子炉工学分野において重要な事項について解説します。

到達目標

この講義を履修した後は原子炉工学の基礎の習得として重要な以下ができるようになります。
1)核分裂連鎖反応に基づいた原子炉の原理が説明できる。
2)現在普及している原子炉の概念が説明できる。
3)革新的原子力システム研究の概念が説明できる。
4)福島第一原子力発電所事故の概要が説明できる。

キーワード

原子炉工学、革新的原子力システム、福島第一原子力発電所事故

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各テーマの講義のあと、講義内容の理解を深めるために小テストを実施します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 核エネルギーとは 原子核反応と核エネルギーの基礎的理論の説明ができる
第2回 核分裂反応 核分裂反応の特性について説明できる
第3回 核分裂連鎖反応 核分裂連鎖反応の概念とそれを実現する方法について説明できる
第4回 原子炉の臨界 原子炉の臨界の概念とその制御方法について説明できる
第5回 炉心燃焼 原子炉内の核変換について説明できる
第6回 原子炉の設計概念 広く実用化されている原子炉の設計概念について説明できる
第7回 革新的原子力システム 革新的原子力システム研究の概念について説明できる
第8回 福島第一原子力発電所事故 福島第一原子力発電所事故の概要について説明できる

教科書

教科書は特になし。

参考書、講義資料等

John R. Lamarsh, “Introduction to Nuclear Reactor Theory”, Addison-Wesley Publishing Company, Inc. (1965).
(邦訳:ラマーシュ著、武田充司、仁科浩二郎訳、“原子炉の初等理論(上)(下)”、吉岡書店(1974))
James J. Duderstadt, Louis J. Hamilton, “Nuclear Reactor Analysis”, John Wiley & Sons, Inc. (1976).
(邦訳:J.J. ドゥデルスタット、L.J. ハミルトン著、成田正邦、藤田文行共訳、“原子炉の理論と解析(上)(下)”、現代工学社(1981))
George I. Bell, Samuel Glasstone, “Nuclear Reactor Theory”, Robert E. Krieger Publishing Co., Inc. (1970).
Samuel Glasstone, Alexander Sesonske, "Nuclear Reactor Engineering", Chapman & Hall, Inc. (1994).
小林啓祐著、“原子炉物理”、コロナ社(1996)
Weston M. Stacey, “Nuclear Reactor Physics”, WILEY-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA (2004).
岡嶋 成晃、 久語 輝彦 、森 貴正著、“原子力教科書 原子炉物理学”、オーム社(2012)
岡 芳明編著、“原子力教科書 原子炉設計”、オーム社(2012)
Raymond L. Murray and Keith E. Holbert, "Nuclear Energy: An Introduction to The Concepts, Systems and Application of Nuclear Processes Seventh Edition", Elsevier Ltd. (2013).
(邦訳:マレー、ホルバート著、矢野豊彦監訳、”マレー原子力学入門”、講談社(2015)
E.E. Lewis, “Fundamentals of Nuclear Reactor Physics”, Academic Press (2008).

成績評価の基準及び方法

原子炉工学の基礎の理解度を評価する。小テスト(30%)及び期末試験(70%)で成績を評価する。

関連する科目

  • TSE.A311 : 原子核工学概論
  • TSE.A338 : 原子核工学基礎第2
  • TSE.A339 : 原子核工学基礎第3
  • TSE.A340 : 原子核工学基礎第4

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

理学・工学の一般的知識

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

tobara[at]lane.iir.titech.ac.jp (小原教授)

オフィスアワー

メールで事前に予約すること。

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