2018年度 反応工学基礎   Chemical Reaction Engineering

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開講元
融合理工学系
担当教員名
日野出 洋文  江頭 竜一  CROSS JEFFREY SCOTT  竹下 健二  中崎 清彦  千葉 敏  松本 義久  ANDREWS EDEN MARIQUIT 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-2(S622)  金1-2(S622)  
クラス
-
科目コード
TSE.A204
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2018年10月8日
講義資料更新日
2018年2月1日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

物質およびエネルギー移動の境界が明確な化学反応装置を例にとって,反応設計・反応操作を適切に行うために必要な,物質変換の原理,各種工程における反応操作・反応装置に対する原理および,それに基づいた化学プロセスにおける反応操作・反応装置の応用について学ぶ.まず,化学反応の分類では素反応から複合反応へ,また,溶液中の均相反応,固体表面の不均相反応にいたるまでを取り扱う.引き続いて,反応物質,製品の調整,分離,反応装置の制御に関わる単位操作(機械的操作,エネルギー操作,物質移動操作)の基礎を講述する.

到達目標

本科目を履修することにより各種反応器ならびに単位操作の原理に基づいてそれらの設計の指針を示すことができるようになる。

キーワード

化学反応,単位操作,プロセス工学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

第1回~第7回: 各講義において、前半80分間は板書によって講義内容を説明する。残りの10分間を講義内容に関する課題(小テスト、質問票)の解答に当てる。
第9回~第15回: 講義を中心として授業を進め,適宜演習により習熟度を確認する。
※下記の授業計画を変更する場合がある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業概要 化学反応速度 反応工学に対しての理解度を確認する。
第2回 素反応と複合反応 素反応と複合反応に関する理解度を確認する。
第3回 気体分子の運動と反応 気体分子の運動と反応に関する理解度を確認する。
第4回 溶液中の化学反応 その1 溶液の化学反応に関する理解度を確認する。
第5回 溶液中の化学反応 その2 溶液中の化学反応に関する理解度を確認する。
第6回 固体表面上の化学反応 その1 固体表面での反応の特徴等に関する理解度を確認する。
第7回 固体表面上の化学反応 その2 固体表面での反応の特徴等に関する理解度を確認する。
第8回 中間試験 反応工学に関する理解度を確認する。
第9回 授業(9回以降)概要 単位操作の基礎
第10回 機械的操作
第11回 エネルギー操作
第12回 演習-1 単位操作の基礎,機械的操作,およびエネルギー操作の習熟度を確認
第13回 演習-1解説 物質移動操作(1)
第14回 物質移動操作(1)
第15回 演習-2および解説 物質移動操作の習熟度を確認
第16回 期末試験 単位操作の基礎に関する理解度を確認する

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

参考書
・基本化学シリーズ6「物理化学」朝倉書店
・「化学工学演習」東京化学同人
・「化学工学(Ⅰ)」「化学工学(Ⅱ)」「化学工学(Ⅲ)」岩波書店

講義資料
OCW-iにアップロードする。

成績評価の基準及び方法

成績評価は演習,試験の結果で総合的に判定する.

関連する科目

  • TSE.A201 : 材料・物性工学基礎
  • TSE.A202 : 固体・構造力学基礎
  • ZUQ.T202 : 熱力学(国際開発)
  • ZUQ.T213 : 操作論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

日野出洋文(担当責任者):hinode[at]ide.titech.ac.jp・内線3320
江頭 竜一:regashir[at]tse.ens.titech.ac.jp・内線3584
マリキット: mariquit.e.ab[at]m.titech.ac.jp・内線3245

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