2017年度 実務耐震工学II   Practical Seismic Design II

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開講元
土木工学コース
担当教員名
松田 隆 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木9-10(M112)  
クラス
-
科目コード
CVE.A433
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2017年3月23日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では,実務耐震Ⅰで習得した耐震設計の基本を用いて,実際の構造物への適用手法を習得する。具体的には,構造物を支える地盤・土構造物・基礎構造物・鉄筋コンクリート構造,橋梁構造,地中構造物など,部位に分け実際の設計事例を基に耐震設計手法を理解する。
 このほか,事業継続計画BCPや耐震補強工法についても,具体的な手法を理解する。

到達目標

 本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1.地盤の耐震補強や土構造物の耐震設計手法が把握できる。
2.基礎構造物や地中構造物の耐震設計手法が把握できる。
3.鉄筋コンクリート構造物の耐震設計手法が把握できる。

キーワード

設計入力地震動,性能設計,非線形地震応答解析,高耐震化技術,BCP

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

 毎回の講義では,具体的な対処例を示し,設計基準には書かれていない部分を特に説明する。将来,エンジニアとして判断すべき項目を示すことで,安全かつ合理的な耐震設計ができることを常に意識させる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 地盤の耐震性評価と高耐震化:液状化対策と軟弱地盤対応
第2回 土構造物の耐震性能
第3回 地下構造物の地震被害、耐震設計、耐震補強、被害復旧
第4回 橋梁の地震被害、耐震設計、耐震補強、被害復旧
第5回 港湾施設、工場施設の耐震設計
第6回 地震時の被害想定と復旧において考慮すべき事項
第7回 事業継続計画および地震による最大損失予測
第8回 耐震補強工事事例 演習:耐震設計における各種設計パラメータの設定方法の例示

教科書

全122ページの講義ノートを配布する。

参考書、講義資料等

土木学会:実務に役立つ耐震設計入門,ISBN978-4-8106-0731-4

成績評価の基準及び方法

演習(30%),レポート(70%)。

関連する科目

  • CVE.A432 : 実務耐震工学I

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

松田 隆  matsuda.takasi[at]obayashi.co.jp 090-2562-1331

オフィスアワー

授業後の教室にて

その他

特になし

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