この科目は,技術コミュニケーション論,国際インターンシップとともに,都市地震工学コースの3ステッププログラムを構成するものであり,その中間段階に相当するものである。
講義の概要についての説明の後,受講生は自分の出身国の耐震設計法についてプレゼンテーションを行う。続いて,日本人学生と留学生混成の数名からなるグループを組み,地震や火災などの都市防災に関するフィールドワークを東京都内の指定された場所で行う。その後,フィールドワークに基づいて,当該箇所における都市防災に関してレポートをまとめるとともに,英語による口頭発表を行い,討議に参加する。
これにより,専門力と国際的なコミュニケーション能力,協調性を錬成する。
本科目を履修することによって次の能力を錬成する。
1.フィールドワークを通して地震や火災などの防災に関する知見を高める。
2.日本人学生と留学生との共同作業を通じて,国際的なコミュニケーション能力や協調性を高める。
3.英語によるプレゼンテーションや質疑を通して,国際的なコミュニケーション能力を高める。
フィールドワーク,地震,火災,防災,口頭発表
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
フィールドワークは日本人学生と留学生からなる数名のグループで実施する。フィールドワークの前に各グループで準備作業を行う。フィールドワーク後は,レポートを作成するとともに,プレゼンテーションと質疑を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス,グループ編成,フィールドワーク場所の指定 | |
第2回 | グループ作業 | |
第3回 | 出身国の耐震設計法に関するプレゼンテーション | |
第4回 | グループ作業 | |
第5回 | フィールドワーク | |
第6回 | グループ作業 | |
第7回 | グループ作業 | |
第8回 | 防災に関するプレゼンテーションと質疑 | 防災レポート作成 |
特になし
東京都都市整備局: 「あなたのまちの地域危険度」 を受講生に配布する。
出身国の耐震設計法に関するプレゼンテーションと質疑応答,フィールドワークに基づくレポートならびにプレゼンテーションと質疑応答等を総合的に判断して,成績を評価する。
事前に技術コミュニケーション論Ⅰ,技術コミュニケーション論Ⅱを受講しておくことが望ましい。
二羽淳一郎 jniwa[at]cv.titech.ac.jp,03-5734-2584
竹村 次朗 takemura.j.aa[at]m.titech.ac.jp,03-5734-2592
随時受け付けるが,事前にメールなどで予約すること。
特になし