2016年度 コンクリート構造特論   Mechanics of Structural Concrete

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開講元
土木工学コース
担当教員名
二羽 淳一郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(M113)  木7-8(M113)  
クラス
-
科目コード
CVE.E401
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

コンクリート構造部材の基礎的な力学挙動を理解する。
コンクリート構造の限界状態設計法,コンクリート破壊力学の基礎,ならびに構造体強度の寸法効果の概念についても理解していく。

到達目標

(1)コンクリート構造設計に関する基本的な概念を理解できる。
(2)曲げと軸力を受けるコンクリート構造部材の耐力を算定できる。
(3)せん断力を受けるコンクリート構造部材の耐力を算定できる。
(4)ねじりを受けるコンクリート構造部材の耐力を算定できる。
(5)コンクリートの破壊力学ならびに構造体強度の寸法効果の概念を理解できる。

キーワード

限界状態設計法,破壊力学,寸法効果,ねじり,コンクリート構造

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義内容の理解度を確認するため,随時演習を行う。毎回の講義では,随時,受講者に対して質問し,対話形式で講義を進める。西暦奇数年は英語で講義を行い,偶数年は日本語で講義を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 コンクリート構造に関する諸問題
第2回 コンクリート構造の各種設計法
第3回 コンクリート構造の限界状態設計法と材料係数
第4回 コンクリート構造の限界状態設計法と荷重係数
第5回 コンクリート構造の限界状態設計法と部分安全係数
第6回 曲げを受けるコンクリート構造部材の挙動 演習1.曲げを受ける鉄筋コンクリート部材の耐力
第7回 コンクリート構造の破壊力学の基礎 演習1の提出
第8回 コンクリートの破壊エネルギーと引張軟化曲線 演習1の返却と解説
第9回 コンクリートの曲げ強度と寸法効果
第10回 曲げと軸力を受けるコンクリート構造部材の挙動 演習2.曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材の耐力
第11回 せん断力を受けるコンクリート構造部材の挙動 演習2の提出
第12回 トラス理論と修正トラス理論 演習2の返却と解説
第13回 せん断力を受けるコンクリート構造部材の耐力
第14回 ねじりを受けるコンクリート構造部材の挙動
第15回 ねじりを受けるコンクリート構造部材の耐力

教科書

講義で使用するPPTのコピーを配布する。

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

演習(10%),および期末テスト(90%)の総合評価とする。60点以上を合格とする。

関連する科目

  • CVE.E201 : コンクリート工学
  • CVE.E301 : コンクリート構造

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

二羽淳一郎 jniwa[at]cv.titech.ac.jp,03-5734-2584

オフィスアワー

随時受け付けるが,事前にメールなどで予約すること。

その他

16回目に期末テストを実施する。

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