2018年度 場所論   Topics of Meaning and Design of Place

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開講元
都市・環境学コース
担当教員名
齋藤 潮 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(W934)  
クラス
-
科目コード
UDE.D402
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

自己の存在根拠としての場所に焦点をあて、その構造を、文学作品、絵画など具体的な表象の分析や、学生自身を対象とした思考実験や心理実験結果をとおして考察する。

到達目標

1.自己と場所との本質的な関係について理解が深まる。
2.表象の意味とその分析手法について理解が深まる。
3.場所、故郷という観点から、空間設計、地域計画について批判的分析が可能になる。

キーワード

場所、自己、部屋、空間、故郷

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

週1回8週にて実施。教科書を使用した一方向的な授業形式はとらず、予備知識のない状況で思考実験、心理実験を随時実施し、実験刺激と集計結果とをつき合わせてディスカッションする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 場所論の概要 既往の様々な場所論を俯瞰し、問題点を整理
第2回 場所の表象 場所について思料する場合の方法論の理解
第3回 場所としての家 自邸の実現手段の考察
第4回 場所としての居室 文芸作家の記述, 画家の作品の分析
第5回 場所の拡張としての故郷 文芸作家の記述, 画家の作品の分析
第6回 場所の本質 場所の本質についての考察
第7回 場所論からみた街並景観論とその問題 街並景観論の批判的考察
第8回 総括とレポート課題提示

教科書

思考実験、心理実験を効果的に実施するために、予備知識を与える教科書は指定しない。

参考書、講義資料等

使用する資料は随時配布する。

成績評価の基準及び方法

思考実験、心理実験への参加 (30%)
レポート(70%)

関連する科目

  • 風景論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

風景論を合わせて受講することが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

saito.u.aa(at)m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約のこと。
居室:西9号館501号室。

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