本講義は、非常勤講師による講義とする。橋梁のデザインを通してデザインという行為が、周辺環境と調和する構造物の姿を模索する創造的な仕事であることを実感してもらうことを意図している。
1. 構造デザインの基礎を修得する
2. 構造デザインの多様な役割を理解する
3. 演習を通して、発想の具体的な展開方法を理解する
4. 提案書や模型作成、プレゼンテーションを通して、創造性やコミュニケーション能力を錬成する
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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国内外での橋梁デザインの経験を活かし、具体的な設計プロセスをベースとした講義を行う。 |
構造設計、橋梁デザイン、模型、提案書、プレゼンテーション
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講師のガイダンス、講義の後、各自が歩道橋のデザインを実践し、模型、提案書を作成する。最後の講義で各自が作成した模型、提案書をプレゼンテーションし、講師の講評を受ける。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | エンジニアリングに関するガイダンス | 本講義の意義、エンジニアリングの捉え方と構造デザイン |
第2回 | デザインとエンジニアリング | 構造デザインの基礎、エンジニアの技術史 |
第3回 | 構造力学、構造解析、構造デザイン | 構造デザインのやり方 |
第4回 | 紙の橋梁模型の作成1 | 橋梁模型の作成 |
第5回 | 紙の橋梁模型の作成2 | 橋梁模型の作成 |
第6回 | 模型の載荷試験1とデザインのリファイン | 作成した橋梁模型の載荷試験と検証、構造デザインの再考 |
第7回 | プレゼンテーションと載荷試験2 | プレゼンテーションと載荷試験2 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
特になし
必要に応じて配布する
授業への貢献度と成果物
構造物のデザインに関心があり、積極的に授業に参加できること