交通システム分析の枠組みと交通計画のプロセスを理解した上で、数理的な分析⼿法の代表である交通行動モデル、交通ネットワーク均衡、交通流モデルおよびそれらに関連する事柄について説明する。
演習と試験を通して、これらの⽅法論が交通現象の記述にどのように適⽤できるかを考察する。
交通システムマネジメントや需要マネジメントの具体的⼿法を学び、交通空間の設計とシステム運⽤等を通して、様々な交通問題の解決に向けどのようにアプローチしていくかについて総合的に理解を深めることが狙いである。
交通システムに関わる基礎的事項の理解を深め、交通⼯学の数理的⽅法論を体系的に理解する。
システム分析,交通行動,交通ネットワーク均衡,交通流,交通需要,交通計画,交通運用
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
基礎理論について講述しつつ,途中,クイズを併せて実施することにより,内容に対する理解を深める.また,最後に期末試験を実施する.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 交通問題と交通計画 | 交通問題と交通計画を理解する |
第2回 | 交通システム分析 | 交通システム分析を理解する |
第3回 | 交通行動調査 | 交通行動調査を理解する |
第4回 | 行動モデルの導出 | 行動モデルの導出を理解する |
第5回 | 行動モデルの推定 | 行動モデルの推定を理解する |
第6回 | ネットワーク均衡モデルの導出 | ネットワーク均衡モデルの導出を理解する |
第7回 | ネットワーク均衡モデルの計算法 | ネットワーク均衡モデルの計算法を理解する |
第8回 | 交通需要予測 | 交通需要予測を理解する |
第9回 | 待ち行列の理論 | 待ち行列の理論を理解する |
第10回 | 交通流の観測 | 交通流の観測を理解する |
第11回 | 交通流の理論 | 交通流の理論を理解する |
第12回 | 一般街路の交通 | 一般街路の交通を理解する |
第13回 | 社会的相互作用の動学 | 社会的相互作用の動学を理解する |
第14回 | 交通マネジメント,次世代交通システム | 交通マネジメント,次世代交通システムを理解する |
第15回 | 期末試験 | 試験を解く |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
使用しない
随時講義中に紹介する。
授業中小課題:10%
中間レポート:20%
期末試験:70%
条件なし
メールで事前に予約すること