2021年度 土質基礎工学   Foundation Engineering

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開講元
土木・環境工学系
担当教員名
髙橋 章浩 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(M111)  金5-6(M111)  
クラス
-
科目コード
CVE.C310
単位数
2
開講年度
2021年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2021年4月6日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

土質力学第一,第二の学習を基に,地盤構造物の設計を支える理論や地盤構造物設計の考え方について教授する.具体的には,
1.地盤構造物の安定性・信頼性確保の考え方.
2.地盤構造物の古典的安定解析法.
3.斜面・浅い基礎・抗土圧構造物の安定計算.

到達目標

土質力学第一,第二の学習を基に,地盤構造物の設計を支える理論や地盤構造物設計の考え方について学ぶことを目的とする.具体的目標としては,
1.地盤構造物の安定性・信頼性確保の考え方が理解できる.
2.地盤構造物の古典的安定解析法が理解できる.
3.斜面・浅い基礎・抗土圧構造物の安定計算ができる.

キーワード

極限平衡法,極限解析法,斜面安定,支持力,土圧,地盤構造物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を中心とする.随時,レポート課題を与え,その解説も行う.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 地盤構造物の設計/地盤構造物の安定性の確保 地盤構造物の設計の概念を理解する/地盤構造物の安定性確保の考え方を理解する
第2回 地盤(構造物)のモデル化/極限平衡法 地盤構造物のモデル化について理解する/極限平衡法について理解する
第3回 極限平衡法による斜面の安定計算(演習) 極限平衡法について理解する
第4回 極限解析法の基礎 極限定理,許容速度場・可容応力場を理解する
第5回 極限解析法の基礎(古典的解法) 古典的極限解析法を理解する
第6回 極限解析法による斜面の安定計算(演習) 極限解析法による斜面安定計算を理解する
第7回 地盤の支持力 地盤の支持力について理解する
第8回 極限解析法による支持力計算(演習) 支持力算定法を理解する
第9回 浅い基礎 浅い基礎について理解する
第10回 浅い基礎の設計計算(演習) 浅い基礎の設計法を理解する
第11回 土圧と抗土圧構造物 土圧と抗土圧構造物について理解する
第12回 抗土圧構造物の設計計算(演習) 抗土圧構造物の設計法を理解する
第13回 浸透流・地震動と地盤構造物 浸透流や地震動を受ける地盤構造物の安定性について理解する
第14回 まとめ 本講義全体を復習する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

地盤工学 高橋 章浩 著(コロナ社)

参考書、講義資料等

土質力学 石原 研而 著(丸善),土質力学 日下部 治 著(コロナ社),土質力学 山口 柏樹 著(技報堂)

成績評価の基準及び方法

レポート20点,期末試験80点 → 2021年度はレポート100点

関連する科目

  • CVE.C201 : 土質力学第一
  • CVE.C202 : 土質力学第二
  • CVE.N231 : コンクリート・地盤工学実験第一
  • CVE.N331 : コンクリート・地盤工学実験第二
  • CVE.C311 : 地盤調査・施工学
  • CVE.C401 : 地盤材料力学
  • CVE.C402 : 地盤安定特論
  • CVE.C403 : 地盤環境工学
  • CVE.C431 : 地盤工学における物理模型

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

土質力学第一(CVE.C201), 土質力学第二(CVE.C202)を履修していること,または同等の知識があること

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