2020年度 交通システム工学   Traffic and Transportation Systems

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開講元
土木・環境工学系
担当教員名
朝倉 康夫 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(M114)  金5-6(M114)  
クラス
-
科目コード
CVE.D301
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年9月29日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

交通システム分析の枠組みと交通計画のプロセスを理解した上で、数理的な分析手法の代表である交通行動モデル、交通ネットワーク均衡、交通流モデルについて説明する。演習とレポートを通して、これらの方法論が交通現象の記述にどのように適用できるかを考察する。
交通システムマネジメントや需要マネジメントの具体的手法を学び、交通空間の設計とシステム運用等を通して、様々な交通問題の解決に向けどのようにアプローチしていくかについて総合的に理解を深めることが狙いである。

到達目標

交通システムに関わる基礎的事項の理解を深め、交通工学の数理的方法論と交通運用の諸方策を体系的に理解する。具体的な課題への適用についても創造的に考察できる能力を涵養する。

キーワード

システム分析,交通行動,交通ネットワーク均衡,交通流,交通需要,交通計画,交通運用

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1) 2020はZoom講義形式で進めます。必要に応じて演習を行います。
2) OCWiで配布する資料を事前に予習してください。
3) 出席をとります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 交通問題と交通計画 交通問題の構造と計画の役割を理解する
第2回 交通システム分析 システム分析アプローチを理解する
第3回 交通行動調査 交通行動調査手法を理解する
第4回 行動モデルの導出 交通行動モデルを導出する
第5回 行動モデルの推定 行動モデルのパラメータ推定手法を理解する
第6回 演習・レポート 交通システム分析と行動モデルに関する演習
第7回 ネットワーク均衡モデルの導出 ネットワーク均衡モデルを導出する
第8回 ネットワーク均衡モデルの計算法 ネットワーク均衡モデルの計算法を理解する
第9回 交通流の特性 交通流の特性を理解する
第10回 交通流のモデルとシミュレーション 交通流の理論とモデルを理解する
第11回 演習・レポート ネットワーク均衡と交通流モデルに関する演習
第12回 交通システムのマネジメント 交通マネジメントの方法を理解する
第13回 高度交通システム 高度交通システムの動向を理解する
第14回 交通空間の設計、および 期末テスト 交通空間の設計を理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

使用しない。講義資料はOCWからダウンロードできる。

参考書、講義資料等

随時講義中に紹介する。

成績評価の基準及び方法

演習とレポート20%、定期試験80%を予定しているが状況に応じて変更する場合がある

関連する科目

  • CVE.D201 : 土木計画学基礎
  • CVE.D230 : 都市・交通計画プロジェクト演習

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

条件なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

asakura[at]plan.cv.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前に予約すること

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