2017年度 水環境工学   Water Environmental Engineering

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開講元
土木・環境工学系
担当教員名
吉村 千洋  藤井 学 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月1-2(M114)  木1-2(M114)  
クラス
-
科目コード
CVE.G310
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年7月31日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義は、都市域における上下水道の概要、設計、水処理技術、そして水環境保全に必要となる水環境科学の基礎とその管理手法を扱う。各講義では学生自らが理解を深めることを促すため、演習問題と小テストを組み合わせると同時に、水利用や水環境管理の現状を理解するためのレポートの作成を求める。以上により、水利用や水環境管理に必要な基礎知識を提供する。
 本講義のねらいは、主に都市域を対象として持続可能な水利用を実現するための上下水道技術の基礎および水環境保全のために必要となる生態学の基礎や水環境管理手法を身につけることである。地球上で循環する水資源や水域生態系との関連の中で持続可能な水利用を実現するための基盤も身につけることができる。

到達目標

 本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)水質化学の基礎を水質管理に活用することができる
2)上水道および下水道に関連する環境衛生工学の基礎を説明することができる
3)水域生態学の基礎および水環境の評価・管理手法を説明することができる

キーワード

水質化学の基礎、上水道、下水道、水環境管理、水域生態系

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

基本的に各テーマを1回の講義で進めます。毎回の授業は、演習問題を含む講義が75分程度、その後の小テストに15分程度の時間配分で進めます。また、中間試験および期末試験の他にレポート課題を2回程度出題します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 水環境問題概論 世界における水利用および水環境問題の変遷と現状
第2回 上水道の歴史・計画 上水道の重要な歴史を理解し、上水道システムの概要および計画手順の概略
第3回 分析化学の基礎 一般的な水質分析に必要となる分析化学の基礎
第4回 水質化学1 - pH,溶解度,アルカリ度など 上水道設計に必要となる水質化学の基礎(pH,溶解度,アルカリ度など)
第5回 水質化学2 - 酸塩基反応、酸化還元電位など 上水道設計に必要となる水質化学の基礎(酸塩基、酸化還元電位など)
第6回 浄水処理技術 一般的な浄水処理技術およびその組み合わせ、水道水質基準との対応
第7回 中間試験とその解説 上水道システムおよびそれに関連する水質化学の基礎に関する理解度確認
第8回 下水道の歴史・計画 下水道の重要な歴史、下水道システムの概要および計画手順の概略
第9回 水質化学3 - 有機物、微生物 下水道設計に必要となる水質化学の基礎(有機物,微生物など)
第10回 下水処理技術 一般的な下水処理技術(主に活性汚泥法)
第11回 微生物と下水処理 微生物学の基礎と生物処理
第12回 高度処理と水の再利用 高度処理の手法と水の再利用
第13回 生態学の基礎 生態学の基礎および水域生態系の主要要素
第14回 河川生態系 河川生態系およびその評価・管理手法
第15回 湖沼生態系 湖沼およびダム湖の生態系およびその評価・管理手法

教科書

「(大学土木)水環境工学」松尾友矩編、田中修三ほか著、オーム社

参考書、講義資料等

「明解 水質環境学」 浦瀬 太郎 著、プレアデス出版
「水圏の環境」有田正光編著、東京電機大学出版会,
「衛生工学演習」海老江邦雄・芦立徳厚著、森北出版
「Aquatic Environmental Chemistry」A. G. Howard

成績評価の基準及び方法

授業後の小テスト(15%)、レポート(25%)、中間試験(30%)、期末試験(30%)
ただし、中間・期末試験を除く講義を3分の2以上(9回以上)出席することが必須

関連する科目

  • CVE.G230 : 環境計画プロジェクト演習
  • CVE.B311 : 河川工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に身につけておくべき知識や技術はない。

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