このマトリックス構造解析のコースは構造力学1と構造力学2で学んだ静定構造物の解析、構造物の弾性変形、不静定構造物の解析を応用として授業を行う。
マトリックス構造解析の基礎と構造解析ソフトウェアの使用を学ぶ。
このコースの修了時に期待できること
1) 柔軟性剛性変換の理解
2) 骨組要素の剛性マトリックスの理解
3) 座標変換の理解
4) 節点間の荷重問題の解決
座標変換、等価節点荷重、柔軟性、剛性
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
各授業は基礎を中心にしてそのほかには応用内容を行われる。課題をこなすことで、授業内容の理解、実用化、問題を深める。課題の回答は、授業中に行われる。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 骨組の剛性解析-Ⅰ-応力ひずみ関係、仕事とエネルギー、交互作用 | 授業ノートの項目4.1-4.3を復習する。 |
第2回 | 骨組の剛性解析-Ⅰ-柔軟性と剛性変換 | 授業ノートの項目4.4を復習する。 |
第3回 | 骨組の剛性解析-Ⅰ-骨組要素の剛性マトリックス | 授業ノートの項目4.5を復習する。コンピューター課題01:静定トラス。 |
第4回 | 骨組の剛性解析-Ⅰ-骨組要素の剛性マトリックス | 授業ノートの項目4.5を復習する。 |
第5回 | 骨組の剛性解析-Ⅱ-座標変換 | 授業ノートの項目5.1を復習する。コンピューター課題02:不静定トラス。 |
第6回 | 骨組の剛性解析-Ⅱ-座標変換 | 授業ノートの項目5.1を復習する。 |
第7回 | 骨組の剛性解析-Ⅱ-節点間の荷重 | 授業ノートの項目5.2を復習する。コンピューター課題03:不静定骨組。 |
第8回 | 骨組の剛性解析-Ⅱ-節点間の荷重 | 授業ノートの項目5.2を復習する。 |
McGuire, W., Gallagher, R. H. and Ziemian, 2000, Matrix Structural Analysis, 2nd edition, John Wiley, New York, USA.
授業ノートはホームページにある。
Kassimali, A., 2012, Matrix Analysis of Structures, 2nd edition, Cengage Learning, Connecticut, USA.
マトリックス構造解析についての知識とその応用問題の実用化を評価する。
中間試験 30%、最終試験50%、課題20%。
建築構造力学第一、 建築構造力学第二