2023年度 建築ふるまい学   Architectural Behaviorology

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開講元
建築学コース
担当教員名
塚本 由晴  安田 幸一  奥山 信一 
授業形態
講義 / 演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (田町511(大学院製図室))  
クラス
-
科目コード
ARC.D462
単位数
2
開講年度
2023年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

建築や環境をデザインするということは、その場所にすでに存在し、あるいは建築をつくることによって発生する様々な事物のふるまいを、調整し関係付けることを通して、価値を生み出すことである。事物のふるまいは、光や風や熱や水や地盤といった自然の要素のふるまい、習慣や文化にもとづく人のふるまい、類型学的な建物のふるまいとして観察される。それらの関係構築を試み、自然科学、歴史学、民族誌などの領域を横断する知の枠組みにおいて建築デザインを読み替える。

到達目標

多様なふるまいを統合する建築デザインの方法および批評的視点の習得。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
建築、公共空間、家具、展覧会企画・設計、美術作品制作などの多様なデザイン実践と、建築意匠論の研究から導かれた理論が、建築ふるまい学である。

キーワード

ふるまい、デザイン、タイポロジー、資源、コモンズ、アクセシビリティ、メンバーシップ、民族誌

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)
そこで何が起こっているのかを理解し、デザインによって介入する力

授業の進め方

集中講義

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 建築ふるまい学についての講義をもとにディスカッションを行う 1,都市リサーチ:メイド・イン・トーキョーとペット・アーキテクチャー ・ガイドブック 2,マイクロ・パブリック・スペース 3,ヴォイド・メタボリズムと第四世代住宅 4,町家の再解釈 5,復興支援と建築民俗学:Archiaid 6,窓のふるまい学 7,都市農村交流と事物連関 8,資源的人と普請 レポート提出

教科書

-

参考書、講義資料等

メイド・イン・トーキョー(鹿島出版会)
ペットアーキテクチャー・ガイドブック(ワールドフォトプレス)
ポスト・バブル・シティ(INAX出版)
図解アトリエ・ワン(TOTO出版)、図解アトリエ・ワン2(TOTO出版)
Atelier Bow-Wow: Architectural Behaviorology(Rizzoli New York)
空間の響き/響きの空間(INAX出版)
WindowScape(フィルムアート社)、WindowScape2(フィルムアート社), WindowScape3(フィルムアート社)
コモナリティーズ ふるまいの生産(LIXIL出版)

成績評価の基準及び方法

授業への貢献、レポートの評価

関連する科目

  • ARC.D424 : 建築空間設計特別演習
  • ARC.D447 : 都市環境設計特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

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