本講義では,空気調和設備に関わる熱負荷計算,空調方式,熱源方式等の最新の理論や研究動向を講述し,履修者が関心のある建築物への導入事例の調査に基づく発表と討論を行う。
空気調和設備に関わる理論およびその導入方法を修得させることを目的とする。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)空気調和設備に関わる熱負荷計算,空調方式,熱源方式等の新しい理論を説明できる。
2)履修者の関心のある建築物の空気調和設備を説明し,討論することができる。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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設備設計設計者による講義。 |
熱負荷計算,空調方式,熱源方式
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
前半:担当教員は熱負荷計算,空調方式,熱源方式の理論や実例を講述する。履修者は関心のある建築物について調査する。
後半:履修者の発表を基に空気調和設備に関する討論を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス・空気調和設備の基礎 | 空気調和設備の基礎的知識の確認 |
第2回 | 履修者のテーマ設定,熱負荷計算の研究動向 | 熱負荷計算プログラムの理解 |
第3回 | 新しい空調方式の理論、実例 | 空調方式の変遷と最新の導入事例の理解 |
第4回 | 新しい熱源方式の理論、実例 | 熱源方式の変遷と最新の導入事例の理解 |
第5回 | 熱負荷計算に関する発表と討論 | 他の履修者が理解しやすい発表,発表者に対する討論 |
第6回 | 空調方式に関する発表と討論 | 他の履修者が理解しやすい発表,発表者に対する討論 |
第7回 | 熱源方式に関する発表と討論 | 他の履修者が理解しやすい発表,発表者に対する討論 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定なし
講義資料は講義中に配布する。
発表・討論(70%)とレポート(30%)の総合評価
履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。