2021年度 建築材料・構法特論   Advanced Theory of Building Materials and Construction

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開講元
建築学コース
担当教員名
横山 裕  三上 貴正 
授業形態
講義    (ZOOM)
曜日・時限(講義室)
月3-4  木3-4  
クラス
-
科目コード
ARC.S401
単位数
2
開講年度
2021年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では、建築部位に要求される性能の基本概念を説明する。また、従来の仕様に基づく建築行為の枠組みと、性能に基づく建築行為の枠組みの違い、ならびに、それらの長所、短所を講述する。性能規定に関する国際的な動向についても説明する。続いて、物性と性能の違い、および物性試験と性能試験の違いについて述べ、妥当な性能評価方法が具備すべき要件について講述する。また、これらの要件を具備する性能評価方法を確立するために必要な、建築物使用者の評価の定量化の方法や、建築部位に作用する外力の標準化手法について解説する。以上の性能に関する全体的な説明に続いて、建築物使用者の日常の安全性や居住性の観点から要求される各種性能を対象に、現在活用されている性能評価方法について具体的に説明する。
 近年、建築材料、構法の種類は爆発的に増大しており、それぞれの材料、構法がもつ性質を正しく理解することは専門家にとっても困難となっている。このような状況の中、建築物使用者の要求に合致した材料、構法を合理的に選択、設計するために、性能に基づく建築行為の枠組みの導入が必要となっている。本講義では、性能に基づく設計や各種規定、さらには発注、受注システムや施工システムなどの本質を理解させるとともに、現在国内外で広く活用されている各種性能評価方法に関する知識を身につけさせることをねらいとする。

到達目標

 本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)建築部位に要求される性能の基本概念を説明できる
2)従来の仕様に基づく建築行為の枠組みと、性能に基づく建築行為の枠組みの違いを説明できる
3)物性と性能の違い、および物性試験と性能試験の違いを説明できる
4)妥当な性能評価方法が具備すべき要件を説明できる
5)建築物使用者の評価の定量化の方法や、建築部位に作用する外力の標準化手法を説明できる
6)建築物使用者の日常の安全性や居住性の観点から、代表的な性能項目およびそれらの性能評価方法を具体的に説明できる

キーワード

建築材料・構法、建築部位に要求される性能、仕様と性能の違い、物性と性能の違い、性能評価方法、日常安全性、快適性、居住性

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の課題をよく読み、復習を行ってください。講義中、必要に応じ、演習に取り組んでもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 性能の基本概念 性能の基本概念を説明する
第2回 仕様規定と性能規定 仕様規定と性能規定の違いを説明する
第3回 物性と性能 物性と性能の違いを説明する
第4回 性能評価方法の枠組み 性能評価方法の枠組みを説明する
第5回 建築物使用者の評価の尺度化 建築物使用者の評価の尺度化手法を説明する
第6回 建築部位に作用する外力の標準化 建築部位に作用する外力を標準化する手法を説明する
第7回 性能に基づく施工管理 性能に基づく施工管理の例を説明する
第8回 性能評価方法各論(その1): 安全性からみた各種施設の建築部位のすべり 安全性からみた建築部位のすべりの評価方法の概要を説明する
第9回 性能評価方法各論(その2): 快適性からみた各種施設の建築部位のすべり 快適性からみた建築部位のすべりの評価方法の概要を説明する
第10回 性能評価方法各論(その3): 安全性からみた各種施設の建築部位のかたさ 安全性からみた建築部位のかたさの評価方法の概要を説明する
第11回 性能評価方法各論(その4): 快適性からみた各種施設の建築部位のかたさ 快適性からみた建築部位のかたさの評価方法の概要を説明する
第12回 性能評価方法各論(その5): 快適性からみた各種施設の建築部位の不振動性 快適性からみた建築部位の不振動性の評価方法の概要を説明する
第13回 性能評価方法各論(その6): 美観からみた各種施設の建築部位の仕上精度、耐汚れ性 美観からみた建築部位の仕上精度、耐汚れ性の評価方法の概要を説明する
第14回 性能評価方法各論(その7): 性能水準の経時変化の推定方法 建築部位の性能水準の経時変化の推定方法の概要を説明する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

必要に応じ講義開始時に資料を配布する。

成績評価の基準及び方法

演習課題(50%)、期末レポート(50%)

関連する科目

  • 建築構造材料構法
  • 建築仕上材料構法

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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