2020年度 複合構造特論   Composite Structure

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開講元
建築学コース
担当教員名
堀田 久人 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(Zoom)  金7-8(Zoom)  
クラス
-
科目コード
ARC.S404
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

コンクリート系複合構造の材料レベル、部材レベル、架構レベルの以下の基礎的事象について講述する。
①コンクリートの多軸応力下の破壊条件②部材の強度論への極限解析理論の適用③構造物の振動モデル化と問題点

到達目標

コンクリート系複合構造の材料レベル、部材レベル、架構レベルの以下の基礎的事象について理解する。
①コンクリートの多軸応力下の破壊条件②部材の強度論への極限解析理論の適用③構造物の振動モデル化と問題点

キーワード

材料の降伏条件・破壊条件、上下界定理、剛床仮定、ねじれ振動

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

板書により進める。適宜資料を配布する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション(講義内容の概要とキーワード) 左記授業内容より推して知るべし。
第2回 コンクリートの多軸応力下の破壊条件①応力テンソル
第3回 コンクリートの多軸応力下の破壊条件②応力・偏差応力の不変量
第4回 コンクリートの多軸応力下の破壊条件③材料の降伏・破壊条件に関する古典理論
第5回 コンクリートの多軸応力下の破壊条件④既往の実験的研究
第6回 コンクリートの多軸応力下の破壊条件⑤設計の現状と課題
第7回 部材の強度論①極限解析理論と上界・下界定理
第8回 部材の強度論②鉄筋コンクリート部材断面の曲げ強度
第9回 部材の強度論③鉄筋コンクリート部材のせん断強度
第10回 部材の強度論④鉄筋コンクリート部材のせん断強度に及ぼす軸力の影響
第11回 部材の強度論⑤鉄骨鉄筋コンクリート部材のせん断付着強度
第12回 構造物の地震応答①剛床仮定に関わる諸問題、ねじれ振動
第13回 構造物の地震応答②曲げ降伏後の部材伸長に起因する諸問題
第14回 構造物の地震応答③平面2軸振動に関わる諸問題

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

特に指定しない

成績評価の基準及び方法

期末を提出期限とする3つの課題の成績で評価する。

関連する科目

  • ARC.S302 : 建築構造設計第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

構造力学、構造設計に関する基本的な知識を有していること。

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