主に国際大学院プログラムに所属する学生を対象として、建築設計業務を行う一級建築士事務所での実務研修(インターンシップ)に一定期間従事することで,実施の建築プロジェクトに関する建築設計および工事監理に関する実務を経験する。
それを通して一級建築士となるべき実務的技能,倫理意識,および専門知識を養うことを目的とする。
なお。指導者は、建築設計の実務経験が豊富な一級建築士とする
一流の建築設計事務所における設計実務の仕事の流れ、コンセプトの作り方、設計図面の描き方、ミーティングの方法などを把握し、日本における優れた建築家の必須の素養とは何かを修得することを目標とする。
建築意匠、建築家、建築設計事務所、コンセプトメーキング
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
国際大学院プログラム学生を対象とした授業であり、履修希望学生と担当教員とのミーティングによって、研修先の設計事務所を決定する。その後、担当教員が各設計事務所と交渉を行い、研修日程、研修条件などを取り決め、派遣学生にその情報を伝える。原則3週間の研修プログラムであり、研修内容は各設計事務所研の指導に任せている。研修終了後、各履修学生にレポートの提出とその発表を求め、併せて研修先の担当者からの評価も加味し、評点を付ける。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス | 研修先の設計事務所の説明と希望調査 |
第2回 | 研修先設計事務所の決定と研修内容の説明 | |
第3回 | インターンシップ実施1(たとえば、コンセプト模型制作の方針の検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第4回 | インターンシップ実施2(たとえば、コンセプト模型の製作など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第5回 | インターンシップ実施3(たとえば、プレゼンテーション用3Dドローングの作成方針の検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第6回 | インターンシップ実施4(たとえば、プレゼンテーション用3Dドローングの作成など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第7回 | インターンシップ実施5(たとえば、外部仕上げ材料の性能比較検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第8回 | インターンシップ実施6(たとえば、内部仕上げ材料の性能比較検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第9回 | インターンシップ実施7(たとえば、構造計画の検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第10回 | インターンシップ実施8(たとえば、給排水設備機器の性能比較検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第11回 | インターンシップ実施9(たとえば、照明設備計画の性能比較検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第12回 | インターンシップ実施10(たとえば、空調設備計画の性能比較検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第13回 | インターンシップ実施11(たとえば、外構計画の検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第14回 | インターンシップ実施12(たとえば,インテリア・パースの作成検討など) | 各設計事務所の指導方針に委ねる |
第15回 | レポート提出と発表 |
特になし
特になし
最終提出レポート内容と,研修先事務所の担当者による評価による総合評価
国際大学院プログラムに所属する大学院生で、建築意匠設計に関する十分な素養を備えたもの。