2019年度 建築防災特論   Disaster Mitigation for Building Structures

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開講元
都市・環境学コース
担当教員名
河野 進  西村 康志郎 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月1-2(G511)  木1-2(G511)  
クラス
-
科目コード
UDE.S501
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

建築防災に関する総合的な知識を習得することを目的としている.特に,地震・津波や火災を受ける建築構造物の挙動に関する基礎的な知識を解説するとともに,建築構造物を構成する主要な構造(コンクリート構造物,組積造,鉄骨造,木造)の過去の被害を紹介する.世界各国における建築構造物の地震・津波・火災被害の原因や被害の解決方法を考察する.講義では,鉄筋コンクリート建物を例に取り上げ,靱性型構造物を実現するための具体的設計法について概説する.

到達目標

日本および世界各国で生じた地震・津波・火災の被害状況に基づいて,被害軽減に必要な設計方法の変遷を理解する.また,鉄筋コンクリート構造物の損傷制御設計を通じて,性能評価型設計法の考え方や適用法を習得する.地震・津波・火災に対する被害低減の方法を通じて,建築防災に対する総合的な考え方を身に付ける.

キーワード

地震,津波,火災,構造物被害,靱性型設計,性能評価型設計法,RC部材のせん断設計

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

講義形式で授業を進めます.講義を行った部分に関する宿題を用い,復習を兼ねて前回講義分を解説します。講義の後半で,新しい内容について講義を行います.各回の学習目標を意識して,予習・復習を行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 耐震設計の歴史 過去の地震被害について学ぶ
第2回 津波被害の実例 過去の津波被害について学ぶ
第3回 火災被害の実例 過去の火災被害について学ぶ
第4回 性能評価と構造解析 設計方法の歴史
第5回 材料の力学特性と部材や建物の耐震性能 材料特性が建物挙動に与える影響
第6回 建築構造物における部材脆性破壊の防止① RC部材のせん断抵抗機構
第7回 建築構造物における部材脆性破壊の防止② RC部材のせん断抵抗強度
第8回 部材の靭性能 部材の靭性能と脆性破壊の防止
第9回 柱梁接合部の強度と変形性能 構造システムにおける弱点の明確化
第10回 建物における耐震壁の役割① 強度型と靱性型の理解
第11回 建物における耐震壁の役割② 水平力抵抗部材の役割
第12回 基礎構造 基礎の役割と設計法
第13回 構造計画 建築計画からみた損傷状況
第14回 耐震診断と耐震補強① 日本の耐震診断と耐震補強
第15回 耐震診断と耐震補強② 世界の耐震診断と耐震補強

教科書

なし

参考書、講義資料等

Seismic Design of Reinforced Concrete and Masonry Buildings(T. Paulay and M. J. N. Priestley)

成績評価の基準及び方法

宿題,期末試験,出席による

関連する科目

  • 非線形コンクリート特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

河野進(kono[at]serc.titech.ac.jp)(045-924-5384)
西村 康志郎(nishimura.k.ac[at]m.titech.ac.jp)(045-924-5326)

オフィスアワー

事前予約が好ましい。

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