意匠設計,設備設計上必要となる視環境のシミュレーション技術および評価技術を習得する。特に,さまざまな建築家や照明,色彩デザイナーが実現した視環境と見え方の関係を理解した上で,自らの視点で視環境を設計,評価することができる能力を身につける。
建築学の建築環境工学および設備学における光・色の設計技術を習得する。
光、色、建築
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回の授業の後にレポート課題を提示し、その次の授業の最初に、教員が指名した出席者に課題レポートを説明してもらいます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 有名建築における視環境 | 有名建築における視環境を理解する |
第2回 | 視環境設計のためのツール | 建築の視環境設計を行うためのツールを理解する |
第3回 | 視環境シミュレーションの方法 | 基本的な視環境シミュレーションを理解する |
第4回 | 昼光設計の手順 | 昼光設計の方法を理解する |
第5回 | 昼光設計の実施例 | 昼光設計の実例を知る |
第6回 | 人工照明設計の手順 | 人工照明設計の方法を理解する |
第7回 | 人工照明設計の実施例 | 人工照明設計の実例を知る |
第8回 | 色彩設計と光環境設計 | 色彩設計と光環境設計の関係を理解する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
中村芳樹著:視環境設計入門,数理工学社 (2020)
特になし
授業内でレポート課題を与え、その回答内容から理解度を評価する。
視環境設計基礎を履修していることが望ましい。