本科目では観光学の基礎を提供する。具体的には、観光に関わる用語の概念整理、観光需要の動向、世界及び日本の観光・リゾート史,さらには戦後日本の都市・地域づくりにおける観光・リゾートの位置づけについて紹介する。
この科目は学生の都市・地域計画やまちづくり,地域づくりにおける観光振興の役割の理解を手助けする。なお,観光計画応用を受講するに当たっての基礎となる。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
観光とは何かを説明できる。観光の概念や歴史、観光需要の現況を説明できる。先行文献の概要をまとめることができる。
日本語での発表表現を身につけ,明瞭に説明し,討論することができる。
観光、旅行、旅,リゾート、歴史
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
授業は基本的に発表形式です。2回の授業で、文献を2冊ずつ読み、その内容及び自身の意見について発表してもらいます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス | |
第2回 | 観光に関わる用語の概念整理 | 観光の概念等に関する理解 |
第3回 | 世界の観光・リゾート史 | 世界の観光の歴史に関する理解 |
第4回 | 世界の観光・リゾートに関する文献購読及び発表 | 観光に関わる文献の精読と説明 |
第5回 | 世界の観光・リゾートに関する文献購読及び発表 | 観光に関わる文献の精読と説明 |
第6回 | 日本の観光・リゾート史(近代まで) | 日本の観光の歴史に関する理解 |
第7回 | 日本の観光・リゾートに関する文献購読及び発表 | 観光に関わる文献の精読と説明 |
第8回 | 日本の観光・リゾートに関する文献購読及び発表 | 観光に関わる文献の精読と説明 |
指定なし
原田順子, 十代田朗編著『観光の新しい潮流と地域』 (財)放送大学教育振興会, ISBN978-4-595-31259-5 C1326 講義資料は講義中に配布する
その他,授業中に適宜紹介する
レポート(25×2点)と発表(25×2点). 遅刻や再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある
履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい