本講義は、一次産業を主体とする農村部や漁村部のまちづくりを扱う。ただし、講師による一方的な解説は行わない。農山漁村部のまちづくりは、過疎化が深刻化した現在、まさに始まったばかりで、確立された手法があるわけではない。また、産業や環境、観光など多角的な視点を持って取り組むべき課題である。したがって本講義は、グループワークによって行う。自分なりに考え、また他者の考えを知ることで、多角的にまちづくりをとらえられるようになるだろう。
本講義のねらいは、農山漁村部のまちづくりについて多様な視点で考えられるようになることである。
本講義を履修することによって以下の能力を習得する。
農山漁村部のまちづくりを多様な視点で考えられるようになる。
まちづくり、過疎、農業、観光、環境
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
2つのテーマを設ける。前半では、地方からの視点、後半では政策的な視点のテーマとする。各テーマで知識の提供と調査、ディスカッションを行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス | 農村部の活性化の概要を知る |
第2回 | 農村部の景観まちづくりに関する事例と考察 | 複合的な視点を持つ重要性を知る |
第3回 | 農村部の景観まちづくりに関する海外の事例と考察 | 先進的な事例を知る |
第4回 | 事例研究とディスカッション1 | 複合的な視点で考える |
第5回 | 事例研究とディスカッション2 | 複合的な視点で考える |
第6回 | 農村部の景観まちづくりにかかわる政策 | 政策的な知識を得る |
第7回 | 今後の政策に関するディスカッション | 政策的な視点で考える |
第8回 | 今後の政策に関する提案 | 農村部のまちづくりを具体的に考える |
特に指定しない
特に指定しない
課題提出30%、ディスカッションでの発言70%
農山漁村部のまちづくりに関する基礎的な知識