都市開発事業を行うにあたって最低限必要な不動産の権利に関する知識を解説し、実際の事業について主として制度の側面から講述する。また、都市開発事業で必要となる資金面の計画について、近年の状況を踏まえて解説する。
都市開発事業について、主体、仕組み、手順、計画策定、資金計画などの基礎知識を習得させ、都市開発が市街地の形成に果たす役割を理解させる。
本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)都市開発事業の種類と仕組みを理解する
2)都市開発事業の事業計画を理解する
3)都市開発事業の企画に必要な知識を獲得する
都市開発事業、土地区画整理事業、市街地再開発事業、事業計画、開発金融、不動産の権利
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義を主体とするが、学期中数回、講義中に演習問題を解答させる
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 不動産の権利:所有の権利 | 不動産の定義、不動産の所有権の理解 |
第2回 | 不動産の権利:利用の権利 | 不動産の利用権の理解 |
第3回 | 都市開発事業の主体・仕組み・手順 | 都市開発事業の概論の理解確認 |
第4回 | 土地区画整理事業の仕組み | 土地区画整理事業の仕組みの理解確認 |
第5回 | 市街地再開発事業の仕組み | 市街地再開発事業の仕組みの理解確認 |
第6回 | 事業計画の構造 | 事業計画の内容の理解確認および簡単な事業計画の作成 |
第7回 | 都市開発事業と金融 | 不動産開発金融の基礎知識の理解確認 |
第8回 | 都市開発事業の未来および理解度確認総合演習 | 理解度確認のための総合演習 |
独自の資料をOCWにアップする
未定
小演習(30%)と期末試験(70%)。都市開発事業の基礎知識の習得度によって評価する。
特になし
中井検裕 nakai.n.aa[at]m.titech.ac.jp
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