光,色彩を操作して意図した見え方を実現するために必要となる基本知識を習得する。特に,光や色といった心理物理量とそれらの見え方,およびそれらによる知覚的な体験との関係を理解し,さらに,光や色の心理物理量から見え方を予測するためのツールの意味と,それらの使い方を習得する。
都市環境学、建築学、建築環境工学、環境設備学における光・色の基礎的な設計技術を習得する。
光、色、建築、景観
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回の授業の後にレポート課題を提示し、その次の授業の最初に、教員が指名した出席者に課題レポートを説明してもらいます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 視環境デザインとは何か | 視環境のデザインの概要を知る |
第2回 | 視覚的な刺激と感覚(ニュートンとゲーテを中心に) | 視環境についての既往研究を知る |
第3回 | 光と色の心理物理量 | 視環境設計の基本量を理解する |
第4回 | 物体色の表色系(色の恒常性の問題) | 物体色とは何かを理解する |
第5回 | 光や色の分布特性 | 光や色が分布をもつことによって視環境が決まることを理解する |
第6回 | 光・色の見え方と分布(コントラスト・プロファイル法) | 見え方を推定する方法を理解する |
第7回 | ウェーブレット変換を使った見え方予測のツール | 見え方を推定するための画像変換法を理解する |
第8回 | 視環境をデザインするための応用例 | 具体的なデザインに応用する方法を理解する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
未定
特になし
授業内でレポート課題を与え、その回答内容から理解度を評価する。
特になし