概要:ランドスケープの設計に必要な、デザイン・ボキャブラリー、スケール感覚、行動および環境観察力、空間構想力、表現力などを、演習を通して講義する。
ねらい:外部空間に特有な、天候や季節などの時間要素、不特定の利用者、想定外の利用方法、管理上の課題などを、創造的に統合し、図面に表現する能力をつける。
本講義を履修することによって以下の能力を習得する。
1ランドスケープの設計に必要な、デザイン・ボキャブラリー、スケール感覚、行動および環境観察力、空間構想力、表現力を習得する。
2)外部空間に特有な、天候や季節などの時間要素、不特定の利用者、想定外の利用方法、管理上の課題などを、創造的に統合し、図面に表現する能力をつける。
ランドスケープ・デザイン、外部空間、設計製図、スケール感覚、創造性
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
毎回の進め方:トピックに関する講義を50分程度行い、後に学生諸君の観察、設計作業演習を教育、指導する。
7回の進め方:ランドスケープ・デザインのプロセスに沿って、各工程の作業を教育、指導する。
講義形式の特徴:演習の冒頭に、それぞれに関連する講義を組み合わせることで、設計の意味を多面的に考えるように促す。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 各パーツの作成 部分詳細図面 | 表現手法を検討し、教員の指導を理解し、図面を改善する。 |
第2回 | 各パーツの作成 立面、断面図 | 表現手法を検討し、教員の指導を理解し、図面を改善する。 |
第3回 | 各パーツの作成 パース | 表現手法を検討し、教員の指導を理解し、図面を改善する。 |
第4回 | レイアウト作成 | 表現手法を検討し、教員の指導を理解し、図面を改善する。 |
第5回 | 着彩 | 表現手法を検討し、教員の指導を理解し、図面を改善する。 |
第6回 | パネル作成 | 空間配置をわかりやすく製図し、設計演習への指導を理解し、図面を改善する。 |
第7回 | 講評会 | 施設や工作物のディテールを決定し、設計演習への指導を理解し、図面を改善する。 |
日本造園学会 (監修),ランドスケープのしごと刊行委員会 (編集) 「ランドスケープのしごと―人と自然があやなす風景づくりの現場」彰国社
特になし
課題の成果物を、デザイン・ボキャブラリー、スケール感覚、行動および環境観察力、空間構想力、表現力などの観点から、担当教員が判定する。
ランドスケープデザイン演習第一を履修している事が望ましい。