2017年度 持続可能な都市環境特論第二   Sustainable Built Environment II

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開講元
都市・環境学コース
担当教員名
鈴木 敦士  平賀 あまな 
授業形態
講義     
曜日・時限(講義室)
金3-4(G323)  
クラス
-
科目コード
UDE.P405
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この講義では、持続可能な都市環境構築のための要素として、文化遺産の保存とエネルギーについて学びます。
◇文化遺産の保存は、持続可能な都市環境構築のための重要な要素の一つです。
歴史的建造物を含む文化遺産の保存は、1)文化遺産の理解を通じて、地域のアイデンティティを構築することができる、2)文化遺産を活用した適切な観光開発により、地域を活性化することができる、3)文化遺産の保存を通じて、生活様式や伝統産業が維持され、地域文化の多様性を守ることができる、という点で、持続可能な都市環境を支える持続可能なコミュニティの形成に大きな役割を果たすことができます。もちろん、歴史的環境を重視し、適切な維持修理により歴史的建造物を使い続けることは、資源やエネルギーの節約となり、地球環境との共生という面からも重要です。
講義では、文化遺産の保存の基本となる考え方を説明し、日本と世界各国の多様な事例をもとに、文化遺産の保存による持続可能な都市環境構築の手法を紹介解説します。講義を通して、実際の都市において自ら課題を発見し、文化遺産の保存を通じた解決方法を提案できるようになることを目標とします。
◇都市環境を持続可能なものにする要素の一つとして、エネルギーは非常に重要です。昨今、エネルギー利用における地球温暖化対策や省エネルギーを目的として、建物や地域の”スマート化”を推進する動きが見られます。一方で、地球温暖化や省エネルギーを正しく理解するためには、都市環境におけるエネルギー利用の側面からのみでは不十分です。エネルギーの供給から、最終消費に至るまでの全体像を理解することが重要になります。
本講義の後半では、エネルギーの需要と供給を表すエネルギーバランスの基本的な見方を示したうえで、現在の省エネルギーやスマート化の技術や政策、将来に向けた技術開発の動向などを紹介します。そのうえで、持続可能な都市環境において最適なエネルギー需要を考察する軸を自ら整理し、都市環境とエネルギーの関係をより大きな視点で議論できるようになることを目標とします。

到達目標

1)文化遺産の保存に関する基本的な考え方を理解する
2)文化遺産の保存による持続可能な都市環境構築についての多様な手法を理解する
3)現実の都市環境において自ら課題を発見し、その解決方法を提案できる
4)エネルギーバランスについて理解する。
5)エネルギー供給の全体像を理解する。
6)エネルギーに関連する課題について、自らの考えを構築する。

キーワード

文化遺産保存、持続可能性、歴史的建造物、歴史的環境
エネルギーバランス、一次エネルギー供給、最終エネルギー消費、エネルギー転換

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 「文化遺産の保存」とは何か? 文化遺産の保存の基本となる考え方を理解する。
第2回 歴史的建造物の保存とまちづくり 事例を通じて、歴史的建造物保存によるまちづくりの手法を理解する。
第3回 産業遺産の保存・活用と地域活性化 事例を通じて、産業遺産の保存と活用による地域活性化の手法を理解する。
第4回 文化的景観の保存と地域文化の継承 事例を通じて、文化的景観の保存と地域文化の継承の手法について理解する。
第5回 エネルギーバランスの読み方 エネルギーバランスの読み方とエネルギー効率を理解する。
第6回 エネルギーの使われ方 セクターごとのエネルギー需要の構造および需要側でできる効率向上について理解する。
第7回 エネルギーの作られ方・運ばれ方 一次エネルギー供給とエネルギー転換を理解し、関連する課題について議論する。
第8回 最近のエネルギー技術動向 近年のスマート化技術動向を概観し、持続可能な都市環境にとって重要な視点について議論する。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

文化遺産の保存による持続可能な都市環境構築に関するレポート(50点)
持続可能な都市環境構築とエネルギー需要に関するレポート (50点)

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

特になし

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