大学では多様な先端技術がさまざま研究されていますが、社会に目を向けると、環境問題、高齢化問題、貧困・格差の問題等、多くの問題が山積しています。技術を追求・研究する我々は社会課題解決にどのように寄与できるのでしょうか? 本授業では社会課題を、情報通信技術を始めとする技術でどのように解決し得るかを検討し、「技術を使う/応用する」という視点を身に付けることを目指します。
・プロジェクトベースの学習を通して、課題設定力を養う。また、社会課題を解決するための技術の在り方について、深い洞察を得る。
・日頃接触することのない社会課題解決の実践者との対話を通して、社会課題を自分ごととして捉えるとともに、技術の持つ価値、応用可能性について視野を拡げる
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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・サービスデザインのコンサルティング経験者が本講義を担当。サービスデザインに関する内容を講義、本講義のグループ課題のプロセスは同知見をもとに設計。 ・イノベーション経営の実践家が本講義を担当。社会課題に対する取り組み方などを指南。 |
社会課題解決、起業家、サービスデザイン、技術の探索、専門家インタビュー
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本授業では、情報通信技術を始めとする既存/研究中の技術を用いて社会課題解決に資するソリューションを検討します。具体的には、現場で社会課題解決に取り組む実践者の方のお話を聴き対話を行ったうえで、チームで課題設定を行い、その解決策を検討します。
解決策検討にあたっては、所属する研究室で保有/研究する技術はもとより、研究室外で研究されている技術も幅広く探索していただきます。授業の最後には、活動成果を実践者の方々向けにプレゼンをしていただきます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ・サービス開発の最新トレンドや基本的な考え方についての講義 ・社会課題解決に取り組む実践者のビデオを元に、自チームで取り組みたい課題を決める | 事前課題:ビデオ教材の視聴 |
第2回 | ・技術の探索:技術カードを参照し、社会課題を解くために必要な技術を幅広く議論。また、学内で関連技術を保有する研究者を探し、より詳しく知るためのインタビューを計画 | 技術の探索 |
第3回 | 収集した技術を用い解決策を検討し、ストーリーボードを作成 | 技術をユーザに分かる形で表現する |
第4回 | 実践者に解決策を提案し、フィードバックをいただく | ユーザから有効なフィードバックを得る |
第5回 | フィードバックを受けて、解決策を精緻化。プロトタイプを作成。 | プロトタイプの作成 |
第6回 | 提案内容を精緻化し、発表準備 | |
第7回 | 発表・講評 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定なし
資料は授業中に配布する。
グループ課題における議論への貢献・発表・およびレポート
履修の条件を設けない