2020年度 建築史実習   Architectural Tour

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開講元
建築学系
担当教員名
藤田 康仁 
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
ARC.D301
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2020年11月4日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

【注意】2020年9月末の時点では、2021年3月の実施を検討していますが、新型コロナウィルスの蔓延状況によっては、開講自体の是非あるいは実施形式の変更(バスを借り上げての集団移動や集団での見学を避ける必要があるかもしれません)なども十分あり得るので、参加を希望する学生は、まずは履修登録をした上で、今後の追加情報を待つようにしてください。

 本授業では、近畿地方の国宝・重要文化財の建物を実際に見ながら伝統的な日本建築の特徴について説明する。
 建築学において建築史学は最も古い分野の一つである。将来的に国際的な建築士・建築技術者としての活躍が期待される本学の学生にとって、自国の建築文化を正しく理解しておくことは必須である。

到達目標

近畿地方の文化財建造物を実際に見て、日本の伝統的な建築の特徴を具体的に理解することがこの授業の目標である。

キーワード

日本建築、木造建築、伝統建築、重要文化財

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義2日、現地6日間(終日)での集中講義の形式をとる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 見学予定の場所と建物についての講義 見学先の場所を地図上で把握しておく。
第2回 斑鳩の寺院建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第3回 奈良の社寺建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第4回 滋賀県の社寺建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第5回 京都の社寺建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第6回 京都の社寺、住宅建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第7回 近畿地方の社寺建築 その年の見学予定の建物について事前に調べておく。
第8回 まとめ 訪問先の建物に関する資料を復習する。

教科書

日本建築学会編『日本建築史図集(新訂第三版)』(彰国書、2011)

参考書、講義資料等

神代雄一郎『「間」 —日本建築の意匠』 (鹿島出版会、1999)

成績評価の基準及び方法

毎回の出席とレポートの提出により評価する。建物の特徴を具体的に把握し、主体的に関心を掘り下げる態度の学生を高く評価する。

関連する科目

  • 日本建築史

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

定員を30名とし、履修希望者が定員数を超えた場合は、建築学系の学生を優先する。

その他

コロナウィルスへの対応により、2020年度は、通常夏季としている開講時期を後期に変更しています(2021年2−3月頃)。ただし、コロナウィルスの状況によっては休講もあり得るので、承知おきください。

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