机上では実感できない建築環境、構造、材料の基本特性について体感し、各種理論および設計法の理解を深める。
建築環境に関しては、空気質および照度の測定を実施する。
建築構造に関しては、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、および一般構造特性に関する実験を実施する。
建築材料に関しては、コンクリートの施工性・強度実験、および木質・仕上げ材料の強度実験を実施する。
I. 建築環境、構造、材料の基礎的事項につて理解させるとともに、各種測定器具の取り扱いを習得させる。
II. 環境(空気質・照度)、構造(鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造、一般構造)、材料(コンクリートの施工性・強度、木・仕上げ材料の強度)の特性を体感する。
建築環境、建築構造、建築材料
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
教員・TA指導の下で各種実験・測定作業を行わせ、得られた結果についてレポートを作成し、講評・解説を加える。
4班に分けて実験を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 全体説明 (全員) | 実験の概要と注意点について理解する |
第2回 | 一般構造実験 (竹内・五十嵐・寺澤) | 材質が特定されていない部材のヤング係数を推定する |
第3回 | 鉄筋コンクリート梁実験(試験体製作) (堀田・坂田・山崎) | 鉄筋コンクリート梁縮小試験体の製作を通じて施工方法を理解する |
第4回 | 鉄筋コンクリート梁実験(曲げ実験) (堀田・坂田・山崎) | 鉄筋コンクリート梁の載荷実験を通じて破壊形式を理解する |
第5回 | コンクリートの施工性実験 (三上) | コンクリートの調合・打設を通じその施工法について理解する |
第6回 | コンクリートの強度試験・高分子材料の強度試験 (三上・横山) | コンクリートの材料試験を通じ、調合と耐力の関係について理解する 合成高分子材料の力学的特性およびその長所、短所を学ぶ |
第7回 | 環境基礎実験 (湯淺・鍵) | 室内における温度,相対湿度,粉じん濃度,二酸化炭素濃度などの計測を行うことができる 室内における照度レベルを計測し,光環境を評価することができる |
第8回 | 木材系材料の強度試験 (三上・横山) | 木質材料の材料試験を通じ、樹種と耐力の関係について理解する |
特になし
適宜、授業中に配布する。
レポートに基づいて評価する。全出席および全実験履修を原則とする。
建築学科の学生を優先させる。履修の条件を設けない。