2018年度 都市土地利用計画   Urban Land Use Planning

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開講元
建築学系
担当教員名
中井 検裕 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-4(W935)  
クラス
-
科目コード
ARC.P304
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

建築物は都市を構成する基本要素であり、多種多様な建築行為によって都市は物理的に形成される。都市計画はこれらの建築行為を制御するための手法であり、建築物と都市の他の要素を調和させることで、都市の発展を促進させる。本講義では都市計画を構成する基礎要素について概説し、都市計画に係わる技術的な手法の内容とその背景や意味を論ずる。
 都市計画のさまざまな要素について、建築学系の学生に最低限必要な基礎的知識を習得することを目的に、詳細な内容を解説する発展講義への入門とする。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する
1)建築を専門とする学生にとって最低限必要な都市計画の知識を修得する
2)建築設計を専門とする学生にとって最低限必要な土地利用規制の知識を修得する
3)土地利用計画の立案に係る専門的方法を修得する

キーワード

都市計画、土地利用規制、開発規制、建築規制、土地利用計画

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回講義を基本とするが、学期中数回、簡単な課題を時間中に解答してもらう。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 都市計画制度の歴史 現代都市と都市計画上の課題の認識と確認
第2回 都市計画制度の全体像 都市計画制度の全体像の把握
第3回 土地利用規制その1:理論 土地利用規制制度の理解と確認
第4回 土地利用規制その2:区域区分 土地利用規制制度の理解と確認
第5回 土地利用規制その3:地域地区 土地利用規制制度の理解と確認
第6回 地区計画 土地利用規制制度の理解と確認
第7回 オープンスペースの計画 非建ぺい空間の計画論の理解と確認
第8回 歴史的環境の保全と景観の計画 歴史的環境保全の意義の確認、歴史的環境保全のための方法の理解、建築物のデザインと街並みの関係の理解、デザインコントロールの意義の確認
第9回 市街地の開発と再開発 土地区画整理事業・市街地再開発事業の定義、方法の確認
第10回 住宅地と商業地の計画 住宅地の計画技法の確認、商業地の計画技法の確認
第11回 マスタープラン マスタープランの定義・要件・実態の確認
第12回 土地利用計画のための調査と分析 さまざまな調査・分析手法の基礎的理解の確認
第13回 都市計画と観光その1 観光に係る計画技法の確認
第14回 都市計画と観光その2 観光に係る計画技法の確認
第15回 都市計画と観光その3 観光に係る計画技法の確認

教科書

独自の資料をOCWにアップするので、必要に応じてダウンロード、印刷すること

参考書、講義資料等

饗庭伸・加藤仁美ほか著『初めて学ぶ都市計画』市ヶ谷出版社

成績評価の基準及び方法

期末試験。都市計画の基礎的用語の理解度、基本的な考え方の理解度および都市を計画するにあたっての考え方の深度を評価する。

関連する科目

  • ARC.P305 : 国土・都市計画論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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