2022年度 国際キャリア基礎   International Career Development Basics

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開講元
生命理工学コース
担当教員名
鈴木 崇之  小畠 英理  粂 昭苑  相澤 康則  MC GLYNN SHAWN ERIN  MOORE ADRIAN 
授業形態
講義 / 演習    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LST.B404
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2022年8月23日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

概要-世界的に見て、国際的なポストを得るということは近年競争が激しくなっている。海外大学の博士課程へ進学する場合、その審査において英語の論理的なエッセイや原著論文を所定の時間内に読み込み、その要約・考察を英語でプレゼンテーションすることを課せられるところが多い。このような海外の大学院の現状にあって、英語での博士課程進学審査等への対策を実践的に訓練をすることは、修士課程学生にとって国際的なアカデミアでキャリアアップする上で必要不可欠なスキルになっているといわざるを得ない。                ねらい-本講義は、国際的な経験が豊富であり、国際的なキャリアを積んできた教員によって行われる。現代の科学界における最新のトピックを選択し、それを題材に科学者としての、科学的論点の着眼力・英語での論理的、科学的な議論・研究構想の練り上げ・協力体制の構築・共同研究者への説得・社会に対する還元と貢献などに必要となってくる高度な実践力を養成し、実社会において科学技術の発展をリードできる人材育成のための訓練を行う。さらには、英語での議論・インタビューにむけた国際的な場での発表や議論に積極的に参加させることによって、修士学生のキャリアパスに必要な高度な能力を磨くことを主眼においている。

到達目標

コースの終わりまでに、以下の能力を身につけさせます。
- 英語での科学論文や科学発表を効果的に吸収し、すばやく理解できる基盤的能力。
- 科学的データの正確な解釈と次の疑問を解決するアイデアを議論を通して練り上げる基本的な能力。
- 科学的成果の効果的な伝達方法と質疑応答の仕方、次の問題解決に向けた議論戦略を実践する能力。
- キャリア・アップの節目節目に重要なインタビューでの戦略を理解する基礎的能力。

キーワード

科学的報告、科学論文、オーラルコミュニケーション、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本クラスは教員からの課題設定→議論→口頭発表のパターンで講義と演習を進める予定なので、授業遂行のために各学生の参加と貢献が求められます。 学生を能力別グループに分け、それぞれのグループに適した科学的な課題を提示し、それに対して英語での議論を通してグループの考えをまとめて複数回発表する。その後、相互に評価することによってアクティブ・ラーニングの実践的な効果がより高まる。ライブ型(ZOOM)で授業を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 【仮案】課題論文の読み込み方とディスカッション 授業中に与えられる
第2回 【仮案】課題論文の理解とそれに対する効果的な質問とディスカッション 授業中に与えられる
第3回 【仮案】科学発表の理解の仕方とディスカッション 授業中に与えられる
第4回 【仮案】科学発表の理解とそれに対する効果的な質問とディスカッション 授業中に与えられる
第5回 【仮案】ジョブインタビュー演習と相互評価(1) 授業中に与えられる
第6回 【仮案】ジョブインタビュー演習と相互評価(2) 授業中に与えられる

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

課題毎におこなわれるグループワークへの貢献度と複数回課されるプレゼンテーションによって評価する。

関連する科目

  • LST.B605 : 国際キャリア実践

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

科学的な題材として生命科学を中心としたトピックを扱うので、学部卒業レベルの生命科学の知識があることが望ましい。

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