2018年度 国際キャリア実践   International Career Development Advanced

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開講元
生命理工学コース
担当教員名
鈴木 崇之  小畠 英理  粂 昭苑  梶原 将  ISALAN MARK DAVID 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LST.B605
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2018年9月26日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

概要-国際的に見て、アカデミアや世界企業のポジションを得るということは近年競争がますます激しくなっている。海外の博士課程においては、論理だてたエッセイや課題として与えられた論文を読み込み、それに対するプレゼンテーションを行うような訓練が課せられるところが多い。博士を取得後、ポスドクへの応募でもプレゼンテーションとそれに対する質疑応答で合否が決められ、独立ポジションを得るには、白板の前でのプレゼンテーションと活き活きとした質疑への応答が求められる。このような国際的な状況にあって、英語でのそのような試験への対策を実践的に訓練をすることは、博士後期課程学生にとってキャリアアップする上で必要不可欠なスキルになっているといわざるを得ない。                ねらい-本講義は、国際的な経験が豊富であり、国際的なキャリアを積んできた教員によって行われる。現代の科学界における最新のトピックを選択し、それを題材に科学者としての、科学的論点の着眼力・英語での論理的、科学的な議論・研究構想の練り上げ・協力体制の構築・共同研究者への説得・社会に対する還元と貢献などに必要となってくる高度な実践力を養成し、実社会において科学技術の発展をリードできる人材育成のための訓練を行う。さらには、英語での議論・インタビューにむけた国際的な場での発表や議論に積極的に参加させることによって、博士後期学生のキャリアパスに必要な高度な能力を磨くことを主眼においている。 また、教員からの課題に対して、実践的な国際キャリアに関するレポートを提出することが求められる。

到達目標

コースの終わりまでに、以下の能力を身につけさせます。
- 英語での科学論文や科学発表を効果的に吸収し、すばやく理解する高度な能力。
- 科学的データの正確な解釈と次の疑問を解決するアイデアを議論を通して練り上げる高度な能力。
- 科学的成果の効果的な伝達方法と質疑応答の仕方、次の問題解決に向けた議論戦略を実践する高度な能力。
- キャリア・アップの節目節目に重要なインタビューでの戦略を理解する能力。

キーワード

科学的報告、科学論文、オーラルコミュニケーション、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本クラスは教員からの課題設定→議論→口頭発表のパターンで講義と演習を進める予定なので、授業遂行のために各学生の参加と貢献が求められます。 学生を能力別グループに分け、それぞれのグループに適した科学的な課題を提示し、それに対して英語での議論を通してグループの考えをまとめて複数回発表する。その後、相互に評価することによってアクティブ・ラーニングの実践的な効果がより高まる。課題に対して、どのように議論が交換され進んで行ったか、それに対してどのような意見を言ったかをまとめる能力を涵養するため、実践的なレポート課題が課されることもある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 【仮案】課題論文の読み込み方とディスカッション 授業中に与えられる
第2回 【仮案】課題論文の理解とそれに対する効果的な質問とディスカッション 授業中に与えられる
第3回 【仮案】科学発表の理解の仕方とディスカッション 授業中に与えられる
第4回 【仮案】科学発表の理解とそれに対する効果的な質問とディスカッション 授業中に与えられる
第5回 【仮案】ジョブインタビュー演習と相互評価(1) 授業中に与えられる
第6回 【仮案】ジョブインタビュー演習と相互評価(2) 授業中に与えられる

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

課題毎におこなわれるグループワークへの貢献度と複数回課されるプレゼンテーションによって評価する。

関連する科目

  • LST.B404 : 国際キャリア基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

科学的な題材として生命科学を中心としたトピックを扱うので、専門的な生命科学の知識があることが望ましい。

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