2016年度 分子発生・進化学   Molecular Developmental Biology and Evolution

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開講元
生命理工学コース
担当教員名
粂 昭苑  川上 厚志  田中 幹子  梶川 正樹 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
火3-4(J221,S223)  金3-4(J221,W241)  
クラス
-
科目コード
LST.A406
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

 本講義では、発生・再生生物学、進化生物学の発展的内容を理解することを目標とする。動物の発生、器官の形成のプロセスとその制御機構を理解し、遺伝子工学や幹細胞などの応用技術との関わりを学ぶ。さらに、形態進化、ゲノム進化、さらに、組織恒常性と再生などについて基礎的な概念や原理、最新の研究を理解する。

到達目標

 脊椎動物、無脊椎動物の基本的な初期発生の仕組みや原理を理解し、その過程に働く分子的なメカニズムなどについても学習する。さらに、初期胚から形態形成が進み、様々の臓器や組織が形成される過程について、それらの過程に含まれる細胞行動、シグナル分子や転写調節などの分子的なメカニズムを含めて理解する。また、生物の進化の原動力であるゲノム上の突然変異や組換えの仕組みを理解し、遺伝的浮動と進化を方向づける自然選択の理論を学ぶ。それを前提として、「種」「性」などがどのように進化したのか、さらに生物の種多様性がどのように創出されたのかなどを理解する。

キーワード

発生、器官形成、進化、内胚葉、遺伝子工学、幹細胞、再生、分子進化、組織恒常性

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
-

授業の進め方

クラスへの積極的な参加が必須。必要に応じて、小テストやレポートを行い、達成度の指標とする。これらは、成績評価の一部に用いる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 器官発生Ⅰ:中胚葉派生物の発生1 (心臓、血管、血液) (田中(幹) 中胚葉由来の器官の発生を理解する。各授業内で指示する。
第2回 器官発生Ⅱ:中胚葉派生物の発生2 (体節、四肢) (田中(幹) 中胚葉由来の器官の発生を理解する。各授業内で指示する。
第3回 器官発生 III :外胚葉派生物の発生   (田中(幹)) 外胚葉由来の器官の発生を理解する。各授業内で指示する。
第4回 進化発生   (田中(幹)) 発生プロセスの進化を理解する。各授業内で指示する。
第5回 器官発生 IV :内胚葉派生物の発生1(咽頭、消化器系) (粂) 内胚葉由来の器官の発生を理解する。各授業内で指示する。
第6回 器官発生 V :内胚葉派生物の発生2 (肝臓、膵臓、呼吸器系)(粂) 内胚葉由来の器官の発生を理解する。各授業内で指示する。
第7回 発生と遺伝子工学  (粂) 発生機構と遺伝子工学の手法を理解する。各授業内で指示する。
第8回 幹細胞と組織再生  (粂) 幹細胞と組織再生の関わりを理解する。各授業内で指示する。
第9回 性と組換えの進化 (梶川) 性と組換えの進化について理解する。各授業内で指示する。
第10回 真核生物のゲノム進化1(非コード領域)  (梶川) 真核生物のゲノム進化について理解する。各授業内で指示する。
第11回 真核生物のゲノム進化2 (遺伝子、調節配列) (梶川) 真核生物のゲノム進化について理解する。各授業内で指示する。
第12回 ヒトの進化史  (梶川) ヒトの進化史について理解する。各授業内で指示する。
第13回 組織恒常性の基礎  (川上) 組織恒常性の概念と実例を学ぶ。各授業内で指示する。
第14回 組織恒常性の分子メカニズム (川上) 組織恒常性の分子メカニズムを理解する。各授業内で指示する。
第15回 組織恒常性の細胞基盤 (川上) 組織恒常性の細胞基盤について理解する。各授業内で指示する。

教科書

教科書は指定しない。

参考書、講義資料等

必要に応じて,講義資料は講義中またはOCW-iを介して配布する

成績評価の基準及び方法

毎回の授業の理解達成度を小テストまたはレポートで評価し,この結果とクラスへの参加状況、さらに必要と判断した場合には、期末試験を行って、本講義の到達目標の達成度を評価する。

関連する科目

  • LST.A344 : 動物生理学
  • LST.A335 : 遺伝学
  • LST.A346 : 基礎神経科学
  • LST.A362 : 進化・発生学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

遺伝学、進化・発生学、動物生理学を履修していることを推奨。

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