H30年度 酵素工学   Enzyme Engineering

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開講元
生命理工学系
担当教員名
松田 知子  小倉 俊一郎  蒲池 利章  朝倉 則行 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
火3-4(S011)  金3-4(S011)  
クラス
-
科目コード
LST.A364
単位数
2
開講年度
H30年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
H30年4月6日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

あらゆる生命の中で行われている反応の触媒となっているのは酵素であるため、生命理工学の理解には酵素の理解は非常に重要である。そのため、本講義は、酵素についての基礎および応用の総合的な講義とする。すでに修得している基礎的な無機化学、物理化学、有機化学、生化学の知識を応用すると理解できる、酵素に関する基礎知識について講義する。また、無機化学分野、物理化学分野、有機化学分野、医療分野、食品分野、環境化学分野等での酵素の国内外の最先端の応用研究について講義する。さらに、これらの分野に関する議論を行うための論理的思考能力をつけ、コミュニケーション力やプリゼンテーション力を磨く講義内容も含む。

最先端科学や工学をリードできる人材となれるように、酵素に関する総合的な講義を通して、専門知識の修得のみならず、論理的思考能力、コミュニケーション力、プリゼンテーション力をつけさせる。

到達目標

本講義を履修することにより次の能力を修得する。
(1) 無機化学の基礎知識を応用して酵素についての基礎知識を深め、さらに、応用力をつける。
(2) 物理化学の基礎知識を応用して酵素についての基礎知識を深め、さらに、応用力をつける。
(3) 有機化学の基礎知識を応用して酵素についての基礎知識を深め、さらに、応用力をつける。
(4) 医療分野、食品分野、環境化学分野で利用されている酵素についての基礎知識を深め、さらに、応用力をつける。
(5) 酵素に関する応用研究についての理解を深め、プリゼンテーションを行うことができる。

キーワード

酵素、金属酵素、酵素中での電子移動、加水分解酵素、酸化還元酵素、補酵素、医療用酵素、食品用酵素、環境関連酵素

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

全体的には、講義形式の授業とする。必要に応じては、インターラクティブな講義とする。また、6回目から10回目のなかでは、応用研究についての理解を深め、酵素工学に関するプリゼンテーションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 無機化学の知識をもとにした酵素の基礎(蒲池) 代表的な無機化学反応の知識をもとに、活性部位に金属を含む酵素を理解
第2回 無機化学の知識をもとにした酵素の応用(蒲池) 活性部位に金属を含む酵素の応用研究を理解
第3回 物理化学の知識をもとにした酵素の基礎(蒲池) 代表的な物理化学反応の知識をもとに、電子移動が関係する酵素反応の理解
第4回 物理化学の知識をもとにした酵素の応用(朝倉) 電子移動が関係する酵素の応用研究を理解
第5回 無機化学および物理化学の知識をもとにした酵素の総合的理解、復習、および、試験1(朝倉) 無機化学および物理化学の知識をもとにした酵素の総合的な理解ぉよび復習
第6回 有機化学の知識をもとにした酵素の基礎(松田) 代表的な有機化学反応の反応機構の知識をもとに酵素反応の機構の理解
第7回 有機化学の知識をもとにした酵素の応用(松田) 有機合成に関連する酵素反応の応用研究を理解
第8回 加水分解反応に関連する酵素の反応機構(松田) 酵素による加水分解反応についての機構の理解
第9回 酸化還元反応に関連する酵素の反応機構(松田) 補酵素が関与している酵素による酸化還元反応についての機構の理解
第10回 有機化学の知識をもとにした酵素の総合的理解、復習、および、試験2 (松田) 有機化学の知識をもとにした酵素の総合的な理解および復習
第11回 医療分野で利用される酵素の基礎(小倉) 医薬分野での酵素の利用の基礎についての理解
第12回 医療分野で利用される酵素の応用(小倉) 医薬分野での酵素の利用の応用についての理解
第13回 食品分野で利用される酵素の基礎と応用(小倉) 食品分野での酵素の利用についての理解
第14回 環境化学分野で利用される酵素の基礎と応用(小倉) 環境化学分野での酵素の利用についての理解
第15回 医療分野、食品分野、環境化学分野で利用される酵素の総合的理解、復習、および、試験3 (小倉) 医療分野、食品分野、環境化学分野での酵素の総合的な理解および復習

教科書

教科書 6-10回 マクマリー生化学反応機構(試験2では持ち込み可)
配布資料

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

酵素工学の基礎及びそれらの応用について,その理解度および応用能力を評価
配点は,中間試験1および1〜5回目までの受講態度など(34%),中間試験2および6〜10回目までの受講態度など(33%), 中間試験3および6〜10回目までの受講態度など(33%)

関連する科目

  • 有機化学第一 (アルカン、ハロアルカン)〜同第四 (カルボニル化合物、アミン)
  • 物理化学第一(熱力学,反応速度)〜同第三(分子軌道,相互作用)
  • 生物化学第一、同第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

無し

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