この授業科目はデータサイエンスにおける社会実装の最前線を学ぶことを目標としている。FinTechを具体例としてとりあげ、Financeの大枠を理解した上で、データサイエンスをFinTechとして活用する可能性について考察できるようデザインされている。授業計画に示すとおり各回の授業において、講師がそれぞれのトピックに関する全体像と最近の動向を解説する。
この授業科目は、FinanceとData Scienceに関する考察とそれぞれの着想を説明する機会を通じ、受講生が実社会において活躍する能力を高めることを目標にしている。
FinTech、データサイエンス、アルゴリズム、人工知能、ビッグデータ、経済指標
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
第1回~第7回:講義、第8回:まとめ
この授業科目では、学生自らが能動的に学ぶことを重視します。各回の講義には必ず出席し、サマリーシートを提出してください。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション | 金融分野におけるテクノロジーの活用を概観する |
第2回 | FinTechと金融ビジネス | 金融機能/金融商品を理解する |
第3回 | 金融/経済分析 | 金融/経済分析のデータと理論を知る |
第4回 | 金融機能を支えるテクノロジー | 金融機能を支えるテクノロジーを知る |
第5回 | 市場取引と市場データ | 市場取引とそれに関わるデータについて理解する |
第6回 | 金融サービスと顧客データ | 対顧客向けの金融サービスと顧客向けサービスのデータについて概観する |
第7回 | FinTechとデータサイエンスの展望 | FinTechとデータサイエンスの将来像を考察する |
第8回 | まとめ |
指定しない
講義資料は事前にOCW-iに掲載し、授業会場でも投影する
参考図書
「Fintechと金融の未来」(2018年4月:大和総研編著)ISBN978-4-8222-5544-2
「エンジニアが学ぶ金融システムの『知識』と『技術』」(2019年1月:大和総研フロンティアテクノロジー本部)ISBN978-4798155333
出席、各回のサマリーシート、及び期末レポートを考慮して評価する
なし
本講義は株式会社大和総研のご協力に基づいて開講される。