2018年度 クラウドアプリケーション開発演習   Workshop on Cloud-based Application Development

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開講元
情報工学コース
担当教員名
吉岡 信和  坂本 一憲 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
CSC.T429
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

クラウドコンピューティング環境の発展により、大規模データを効率的に処理し活用したいというニーズが増大している。しかし、まだ一般的には大規模データの分散処理技術の適用事例を経験する機会が少なく、その技術・ノウハウを身につけることは難しい。本授業では、国立情報学研究所が構築、運用している教育用クラウドを演習用環境として活用し、実際の事例を中心とした題材も活用することで、実践的な分散処理アプリケーション開発を体験することが本授業のねらいである。

本授業では、主に演習を通して実践的な大規模データの分散処理技術を習得する。

到達目標

実践的な大規模データの分散処理技術を習得する。

キーワード

分散ファイルシステム, 大規模データ処理, テスト, 運用, 性能チューニング

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

国立情報学研究所が構築・運用している教育用クラウドを演習用環境として活用し、主に演習を通して授業を進めていく。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 演習環境の構築,Hadoopの概要 Hadoopの概要
第2回 MapReduceアプリケーション MapReduceアプリケーションの確認
第3回 高度なMapReduceプログラミング 高度なMapReduceプログラミング
第4回 MapReduceアプリケーションのテスト MapReduceアプリケーションのテスト
第5回 Hadoopの性能チューニング Hadoopの性能チューニング
第6回 Hadoopの運用・監視 Hadoopの運用・監視
第7回 総合プログラミング演習 総合プログラミング演習

教科書

資料を配布する。

参考書、講義資料等

Tom White著 (玉川、兼田訳) 「Hadoop 第2版」 (オライリー・ジャパン)
太田、下垣、山下、猿田、藤井著 (濱野監修) 「Hadoop徹底入門」 (翔泳社)
Jimmy Lin、Chris Dyer著 (神林、野村監修、玉川訳) 「Hadoop MapReduceデザ
インパターン」 (オライリー・ジャパン)

成績評価の基準及び方法

講義時間内の演習回答(20%)およびレポート(80%)を総合して評価する.

関連する科目

  • CSC.T428 : クラウドシステム基礎
  • CSC.T521 : クラウドコンピューティングと並列処理
  • MCS.T407 : 大規模計算論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

情報理工学院IT特別教育プログラムを履修していること。

その他

この講義は、国立情報学研究所の協力のもと開講されております。講義は、同研究所(神保町)にて開催される予定です。受講者数は、設備の関係で制限があります。この講義の開講情報については、掲示板(西8E・3階)に掲示されますので、十分に注意してください。

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