独自のプロダクトやサービスを創造する有期限の作業がプロジェクトである。
本授業では、プロジェクト型のソフトウェア開発をすすめる中で直面する課題を体験・理解し、その解決方法を実践を通して考察する。
この科目は、PBL科目と呼ばれ、次のことに重点をおいて実施する。
(PBL Project Based Learning)
それは、
・自ら考えること
・他者とのコミュニケーションと共同作業
・システムが生み出すユーザー価値
・開発プロセス
授業では、アジャイル開発プロセスの一種であるスクラム開発プロセスにのっとり、複数人のチームでソフトウェアを開発する。
初回授業で開発チームを編成し、原則として、基礎第二でも同じチームを前提とする。
(2019年度までは通年の開発プロジェクトだったが、2020年度は2Qで開発が終了する。)
プロジェクト型のソフトウエア開発で発生する課題の体験を通して、解決方法を考察するプロセスを理解する。
プロジェクト, プロジェクトマネジメント, ソフトウェア開発, アジャイル, スクラム, チームビルディング, コミュニケーション
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
初回または2回目でプロジェクト(チーム)を決める。
その後,1Qの前半でアジャイル開発プロセスのレクチャおよび演習を行い、1Qの後半ではアジャイル開発を実践する。
開発テーマは授業の中で指定する。今のところ「研究を支援するツール」とする予定である。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション | 授業目的の理解 |
第2回 | 開発テーマの議論 | 議論方法の理解 |
第3回 | チーム分け | チームメンバーの理解 |
第4回 | チームビルディング | チームメンバーの理解 |
第5回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第6回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第7回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第8回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第9回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第10回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第11回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第12回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第13回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
第14回 | レクチャおよびPBL | 授業にて指定する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定なし
必要に応じて授業内で資料を配布する(pdf)
授業で適宜紹介する。
日報(毎回授業後に作成)の作成頻度・内容(30%)
期末レポート(30%)
授業中に指定された要件変更への対応(40%)
本コースはIT特別教育研究プログラム(ITSP)で開設される科目です。ITSPの履修条件を確認してください。
http://www.itpro.titech.ac.jp/
本コースはIT特別教育研究コースで開設される科目であり、履修に際し面談を実施します。面談内容は、プロジェクトへのコミット確認およびプログラミングスキルの確認です。
システム開発プロジェクト基礎第一、第二、システム開発プロジェクト応用第一、システム開発プロジェクト応用第二と年間を通じたPBLを実施しますので、後続の授業履修を推奨します。
http://www.itpro.titech.ac.jp/