H28年度 先端データ工学   Advanced Data Engineering

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開講元
情報工学コース
担当教員名
横田 治夫  宮崎 純 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
火3-4(W831)  金3-4(W831)  
クラス
-
科目コード
CSC.T523
単位数
2
開講年度
H28年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
H28年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

データ工学は、先進的なデータベース処理に代表されるような、計算機システム中の多様な大量データに対する高度な処理に関するアクティブな研究分野である。
本講義では、データ工学における様々な最新の技術を理解することで、大量データを効率的に処理するための最先端の方法論を身に着けることをねらいとする。そのため、大量のデータを扱うアプリケーションの例、高機能かつ高性能な大量データ処理のためのデータ構造、インデックス、処理アルゴリズム、並列化手法等について学ぶ。

到達目標

本講義を履修することによって以下を習得する。
1) データ工学の基本概念とそのベースとなる関係データベース、トランザクション処理へ
2) データ工学の大きな適用分野であるデータウェアハウスに関する技術
3) データウェアハウスで行われるOLAPおよびデータマイニングに関するデータ構造、アルゴリズム、インデックス手法
4) データウェアハウスを前提とした関係データベース演算の実現アルゴリズムとそのコスト見積もりの方法
5) 関係データベース演算の高速化のための並列化アプローチ
6) 並列データベース演算における偏り制御の方法
7) クラウド環境を含む分散環境でのデータベース処理
8) 最新のXMLやRDFデータベースの動向

キーワード

データウェアハウス、OLAP、データマイニング、索引手法、並列データベース演算、データ配置、偏り制御、クラウドデータベース、XML/RDF データベース

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

一般の講義形式

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 データ工学の基本概念と背景 データ工学の基本概念に関する理解
第2回 関係データベースとトランザクション処理 前提となる関係データベースとトランザクション処理に関する理解
第3回 データウェアハウス データウェアハウスに関する理解
第4回 OLAP とデータマイニング データウェアハウスでのOLAP 処理とデータマイニングに関する理解
第5回 データ構造とインデックス データ工学のためのデータ構造とインデックス構造に関する理解
第6回 関係演算のコスト見積もり(1)選択演算、射影演算 選択演算と射影演算のアルゴリズムとコストに関する理解
第7回 関係演算のコスト見積もり(2)結合演算、集約演算 結合演算と集約演算のアルゴリズムとコストに関する理解
第8回 データベース処理の並列化の分類とデータ分割 データベース処理並列化の分類とデータ分割に関する理解
第9回 並列結合演算処理(1)ソートマージ結合 並列ソートマージ結合のアルゴリズムとコストに関する理解
第10回 並列結合演算処理(2)ハッシュ結合 並列ハッシュ結合のアルゴリズムとコストに関する理解
第11回 並列集約演算処理 並列集約演算のアルゴリズムとコストに関する理解
第12回 偏り制御 並列データベース処理における偏り制御に関する理解
第13回 分散データベース処理 分散データベース処理に関する理解
第14回 XMLデータベースとRDFデータベース XML データベースと RDF データベースに関する理解
第15回 クラウドとデータベース クラウド環境におけるデータベース処理に関する理解

教科書

OCW/OCW-i で資料を公開

参考書、講義資料等

Jim Gray and Andreas Reuter著「Transaction Processing: Concept and Techniques」 Morgan Kaufmann Publishers
邦訳:トランザクション処理-概念と技法-(上下), 日経BP, 2001

成績評価の基準及び方法

講義中に出す課題の提出内容(60%)と最終レポートの内容(40%)に基づいて評価する。

関連する科目

  • CSC.T343 : データベース

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

データベースと計算機アーキテクチャに関する基本知識

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

yokota[at]cs.titech.ac.jp

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